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ウインドサーフィンの風速とセイルサイズの関係|風予報サイトも紹介

ウインドサーフィンの風速とセイルサイズ
  • 風速に合ったセイルサイズの選び方がわからない
  • ウインドサーフィン初心者の適切な風速が分からない
  • 風予報のサイトはどれがおすすめ?

このような疑問を解決します。

ウインドサーフィンには風速が超重要なので丁寧に読み進めてください。

風速に対してセイルサイズが合っていないと、プレーニングできなかったり、オーバーコンディションになってコントロールが難しくなります。

間違ったセイルサイズを選んだことにより、セイルを張り替えるのはとても面倒でしょう。

また、ウインドサーフィン初心者には、自分のレベルに合った風速で出廷しないと、流されたり元の場所に戻ってこれなくなって遭難したりするリスクがあります。

ウインドサーフィンを楽しむためには風速に合ったセイルサイズを選ぶことが重要です。

この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 風速に合わせたセイルサイズの選び方
  • 初心者に最適な風速

また、次に買い足すセイルサイズはどれなのか分かるようになります。

さらに、風速を知るための情報も完全ガイド。

  • おすすめの風速予報サイト4選
  • サーマルウインドの秘密
  • リアルタイムでの風速確認方法

ウインドサーフィンで必要な風速とセイルサイズの情報を手に入れたい人は、記事を読み進めてください。

目次
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ウインドサーフィンの風速に合ったセイルサイズ

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画像提供:Wikipedia, CC BY-SA 3.0

ウインドサーフィンでは、風速と体重に応じてセイルサイズやボードサイズ、フィンサイズを選ぶことが重要です。

風速に合わせて道具のサイズを調整することで、快適にプレーニングを楽しむことができます。

風が弱いときに小さな道具ではプレーニングが難しくなり、逆に風が強いときに大きな道具ではコントロールが困難になります。

したがって、風速に応じて適切な道具を使い分けることが基本となります。

上記の表を参考に、風速と体重に合ったセイルサイズを選んでみてください。

風速とセイルの組合せ(初心者の場合)

初心者が7.0㎡のセイルと130ℓのボードのセットを持っていると仮定しましょう。

このセットでは、5m/s以下の微風ではプレーニングが難しいかもしれません。

また、風速8m/s以上ではオーバーセイルになり、コントロールが難しくなる可能性があります。

このような状況を踏まえるとプレーニングするためには、必要な道具が不足していることが分かります。

それでは、次に買い足す道具について考えてみましょう。

あなたのゲレンデの風速に合わせることがポイントです。

風が弱いゲレンデの場合

8.0㎡のセイルを買い足すことをおすすめします。

これにより、微風でも効率よく風を受けることができ、プレーニングしやすくなります。

風が強いゲレンデの場合

6.0㎡のセイルを買い足すことをおすすめします。

これにより、風が強い日でもコントロールがしやすく、安全に楽しむことができます。

6㎡以上のセイルサイズは1㎡刻みで変更しましょう。

0.5㎡刻みに変更しても、その違いに気が付きにくいです。

ボードの買い足しについては、優先度は低めです。

小さいボードを買い足すのは、プレーニングで安定するようになってからでも遅くはありません。

ボードサイズを小さくすると、乗ることが難しくなるため、まずはセイルサイズを調整することで対応しましょう。  

プレーニングで最速を目指すようなレベルでなければ、大き目のボードに小さめのセイルが安定します。    

風速とセイルサイズの組合せ(私の場合)

私の実際の使用例をご紹介します。

体重は68kgで、スラロームとウェイブのそれぞれの場合に以下のような組み合わせを使っています。

これに加え、夏場ではセイルサイズを大きくして、冬場ではセイルサイズを小さくして微調整します。

参考にしてみてください。

スラロームの場合

風速セイルボードフィンサイズ
~5.0m/s9.4㎡139ℓ46cm
~5.5m/s8.5㎡139ℓ46cm
~6m/s7.8㎡118ℓ37cm
~7m/s7.0㎡118ℓ36cm
~8m/s6.2㎡100ℓ32cm
~9m/s5.5㎡100ℓ32cm

セイルサイズが9.4㎡の時のフィンサイズは48cmのほうが良さそうです。

46cmのフィンサイズでは、カーボンフィンでもプレーニング中にフィン抜けがあるので気になります。

ウエイブの場合

風速セイルサイズボードサイズ
~5.5m/s6.7㎡100ℓ
~6m/s6.3㎡100ℓ
~7m/s5.8㎡92ℓ
~8m/s5.3㎡92ℓ

ウエイブの方が波の影響でボードがオーバーになりやすく、沿岸部の方が風が強くなりがちなので、スラロームよりサイズを小さくしています。

ウインドサーフィンの風速予報おすすめ4サイト

ウインドサーフィンの風予報サイト

ウインドサーフィンに出かける際には、必ず天気予報を確認することが重要です。

もちろん、いつでも風が吹いているわけではないので、事前に確認が必要です。

予報サイトによっては、2日先から最大で17日先までの予報を確認することができます。

しかし、予報サイトによって風の強さの予報が異なることがあります。

これは予報サイトによって、予報モデルに違いがあるからです。

特に、Yahoo!天気は比較的弱めの予報が出る傾向がありますので、Yahoo!天気で風が吹く予報が出ている場合は、風が期待できると言えます。

また、予報モデルは完璧ではないため、複数の予報サイトを参考にすることをおすすめします。

私は4つのサイトを見て、総合的に判断するようにしています。

予報サイト特徴予報期間
ウインドグル少し高めに予報が出る17日間
Windy風向きが的中しやすい6日間
Yahoo!天気少し低めに予報が出る3日間
マピオン風速の的中率が高い2日間

これらの予報サイトを使って、風の状況をしっかり把握し、ウインドサーフィンを楽しんでください。

ウインドグルの使い方は、英語表記で分かりにくいため、以下の記事を参考にしてみてください。

Windyには2種類のアプリがあり、どちらを選んだらいいのか迷いやすいです。

さらに、一方のアプリでは「勝手に課金された」という口コミも見かけるため、注意が必要です。

以下の記事では、2つのアプリの違いを徹底比較し、実際に勝手に課金されるのかどうかを検証しました。

これからWindyを使ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。

ウインドサーフィン初心者に適した風速

ウインドサーフィン初心者の風速

ウインドサーフィン初心者は、自分のレベルに適した風速の時に出廷しましょう。

初心者にとって風が強すぎると、怪我や流されてしまう危険があるため、適切な風速を選ぶことが重要です。

特にタックができない場合は、風速が5m/s以上の日を避けるのが良いでしょう。

また、風が弱すぎる場合も出廷を控えた方が無難です。

風速が2m/s以下の日には、途中で風が止んで元の場所に戻れなくなる可能性があります。

初心者にとって練習しやすい風速の目安は以下の通りです。

練習レベル推奨の風速ウインド歴
セイルアップ3m/s~1週間
タック3m/s~2週間
ビーチスタート3~4m/s~1カ月
ノープレーニングジャイブ3~4m/s~2か月
プレーニング5~6m/s~3か月
ウォータースタート5~6m/s~半年

注意点として、体重や道具の大きさによって、プレーニングやウォータースタートでの推奨する風速は変わりますのであくまでも目安としてください。

ウインドサーフィンの風速とサーマル

ウインドサーフィンのサーマル

風予報を見てがっかりすることもあるでしょう。

しかし、春から夏にかけて晴れる日には、予報がイマイチでも風が吹くチャンスがあります。

それはサーマルウインド。

ウインドサーファーなら必ず知っておきたいことです。

サーマルウインドの特徴

ウインドサーフィンは風の予報がイマイチでも、晴れたら風が吹く可能性があります。

それは、サーマルウインドの影響です。

サーマルウインドは春から夏にかけて発生しやすく、特に11:00~16:00の間に気まぐれに吹くことが特徴です。

ただし、京都府の由良川のような特定の地形では、山からの吹きおろしで朝から昼にかけて午前中にサーマルが吹くゲレンデもあります。

気圧配置による風とは異なり、サーマルウインドは安定しているため、気持ちよく走ることができます。

例えば、風予報が2m/sだったとしても、サーマルウインドが加わることで風速5m/sになることも珍しくありません。

5m/s吹けば、プレーニングのチャンスが高まりますよね。

しかし、サーマルウインドは30分で風が止むことがあるので、過度な期待は禁物です。

風の向きとサーマルウインドの関係

特に風の向きとサーマルの向きが一致する場合、風が強まる傾向があります。

晴れて風向きも一致すればサーマルの条件が整うので、ダメ元でゲレンデに行く価値はあります。

サーマルウインドが吹く場所

サーマルウインドが吹く場所は特定の地形によって決まっており、特に風が集まりやすい地形が吹きやすい傾向があります。

例えば、河口付近などがその代表例です。

春から夏にかけて晴れた日には、風が弱くても諦めずにゲレンデに行ってみましょう。

サーマルウインドの原理

サーマルウインドは、日中の太陽の熱によって地表が温められることで発生します。

地表が温まると、その上の空気も暖まり、軽くなるため上昇します。

この上昇気流によって暖かい空気が上へと移動すると、代わりに周囲の冷たい空気が流れ込んできます。

特に海からの冷たい空気がこの役割を果たします。

海水の上にある空気は冷たいままであるため、温められた地表に向かって流れ込み、風が発生します。

これがサーマルウインドです。

ウインドサーフィンの風速をリアルタイムで確認する

ウインドサーフィンの風速をリアルタイムで確認

これまでは、ウインドサーフィンの予報について解説してきましたが、実際に今吹いているのかどうかは別問題です。

ウインドサーフィンに行くかどうか悩んでいる場合は、実測値をリアルタイムで確認しましょう。

家から出る前に風速の実測値を確認する方法

風予報はウインドサーフィンにとって重要ですが、現在の風速を実測値で確認することも非常に大切です。

予報はあくまで予測であり、実測値は実際の風速を反映しているため、信頼性が高いです。

リアルタイムで風の実測値を確認するためには、「海の安全情報」を活用すると良いでしょう。

注意点としてはサーマルは実測値に反映されにくいことがあります。

また、いくつかのゲレンデではライブカメラが設置されており、その映像で現地の様子を確認できます。

ライブカメラでは他のウインドサーファーの出廷状況や、風のブローの状態なども把握できるため、非常に参考になります。

また、ゴルフ場には基本的に風速計があり、オンラインで確認できるので、ゲレンデ付近にゴルフ場がある場合は、風速を参考にするとよいでしょう。

ゲレンデに付いてから風速の実測値を確認する方法

ゲレンデに到着してから、セイルサイズ選びで迷うことはよくあります。

そんなときは、普段から風速を測っておくと、セイルを選ぶ際の目安となるのでお勧めです。

風速計を使って現在の風速を確認し、自分に適したセイルサイズを選びましょう。

また、他のウインドサーファーのセイルサイズを確認して、自分に合ったサイズを参考にします。

「セイルサイズは?」というのは、ウインドサーファーのあいさつのようなものです。

これらの方法を活用することで、より正確な情報を基にウインドサーフィンを楽しむことができます。

ウインドサーフィンで使用する風速計のおすすめランキングは以下の記事を参考にしてください。

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■ウインドサーフィンの風速まとめ

この記事では、ウインドサーフィンの風速について詳しく解説してきました。

ウインドサーフィン初心者に最適な風速は、初心者のレベルにもよりますが、始めたばかりの頃は3m/sがベストで、プレーニングやウォータースタートを練習中の場合は、5~6m/sがベストな風速となります。

風速に合ったセイルサイズもご紹介しました。

おそらく、サイズ表を見て、自分が持っているセイルが足りないことに気づくと思います。

初心者の方が次に買い足す道具は、風が弱いゲレンデでは、今使っているセイルより1㎡小さいものを選び、風が強いゲレンデでは1㎡大きいものを選ぶことが失敗の少ない選択です。

予報サイトは、複数のサイトを組み合わせてみることをおすすめします。

風予報を見て弱い風の予報でも、春から夏にかけては、晴れるとサーマルが吹く可能性があります。

風向きとサーマルの向きが同じの場合は、ダメ元でもゲレンデに行ってみることおすすめします。

また、風速を知るには風速計があるととても便利です。

感覚でセイルサイズを選ぶと、走らなかったりオーバーになって、楽しめない事と、セイルを再度張り替えるのも面倒です。

風速計があると、最初にバシッとセイルサイズが決まりやすいのでおすすめですよ。

それではゲレンデでお会いしましょう。

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