- サーフブーツの乾かし方が知りたい
- サーフブーツが異臭を放っている
- 濡れた状態でサーフブーツを履きたくない
サーフブーツの乾かし方で悩んでいませんか?
サーフブーツは裏起毛になっているものもあり、なかなか乾きにくいですよね。
生乾きの状態がつづくと異臭を放つことも。
また、濡れた状態でブーツを履くのは足が冷えたり、気持ちが悪かったりしますよね。
私が普段からサーフブーツを乾燥させている方法から、おすすめのハンガーや乾燥機までご紹介します。
サーフブーツをしっかり乾かして嫌な臭いを防ぎ快適にサーフブーツを履きましょう。
サーフブーツの乾かし方4選

サーフブーツは使用後にしっかりと乾かすことが重要です。
正しい乾かし方を知ることで、バクテリアの繁殖を防ぎ、臭いの発生を抑え、快適にブーツを使用することができます。
ここでは、サーフブーツの乾かし方について詳しく解説します。
それぞれの方法のメリットとデメリットを理解し、状況に応じて最適な方法を選びましょう。
サーフブーツの中に新聞紙を入れて乾かす

メリット | ・手軽にできる |
デメリット | ・乾きにくい ・完全に乾かすには頻繁に紙を交換する必要がある |
サーフブーツの中に新聞紙を詰める方法は、手軽にできる乾燥方法の一つです。
新聞紙は水分を吸収するため、ある程度の乾燥効果があります。
しかし、完全に乾かすには時間がかかり、十分に乾燥しないことがあります。
また、頻繁に新聞紙を交換しないと十分に乾燥しません。
サーフブーツを裏返して陰干しする

メリット | ・内部を乾かすことができる |
デメリット | ・ ブーツを裏返すと素材が痛みやすい ・乾燥に時間がかかる |
サーフブーツを裏返して陰干しする方法は、内部をしっかり乾かすのに有効です。
裏返した後は、吸水タオルで水分をふき取ると乾くのが早くなります。
しかし、頻繁に裏返すとブーツの素材が痛みやすくなるため、注意が必要です。
接着剤の繋目が剥がれて水が沁みやすくなることもあります。
ですが、ブーツの素材が痛んで使えなくなる前に、ソールの裏に穴が開いて使えなくなることの方が私の実体験上では多いです。
サーフブーツ専用ハンガーを使う

メリット | ・効率よく乾燥できる ・ブーツを逆さまにして干すことでつま先に水分が溜まらない |
デメリット | ・専用のハンガーが必要 ・初期投資がかかる |
サーフブーツを効率よく乾かすには、専用のハンガーを使う方法が効果的です。
サーフブーツ専用のハンガーを使うと、ブーツを逆さまにして干すことができます。
これにより、つま先に水分が溜まらず、全体が均等に乾きやすくなります。
例えば、洗濯ばさみなどで吊り下げると、ブーツを逆さまにできますが、洗濯ばさみの型が付いて劣化する恐れがあります。
専用のハンガーを使うことで、こうした劣化を防ぎつつ、効果的に乾燥させることができます。
サーフブーツを乾燥機で乾燥させる

メリット | ・迅速に乾燥できる |
デメリット | ・高温設定では素材が劣化するリスクがある ・接着剤が剥がれやすくなる可能性がある ・一般的な洗濯機の乾燥機は使用禁止 (50℃~75℃の高温設定が主な原因) |
乾燥機を使用する際の注意点やよくある質問について説明します。
早く乾かすには乾燥機が適していますが、熱による素材が劣化するリスクがあるため注意が必要です。
- 乾燥機の乾燥時間は?
-
冬用ブーツの場合、乾燥温度を35℃~40℃程度に設定し、約3時間乾燥させるのが一般的です。
- 乾燥機は熱で痛む?
-
熱を加えると、素材が劣化したり、接着剤が剥がれやすくなったりするリスクがあります。
しかし、40℃以下の温度であれば、大きな影響はないとされています。
ただし、サーフブーツやウエットスーツは、洗濯機の乾燥機(温度が50℃~75℃)での乾燥は厳禁です。
このように高温での乾燥は、ブーツを急速に劣化させてしまうため、避けるべきです。
- 乾燥機の電気代は?
-
1回あたり24円程度です。
算出根拠
項目 | 数値 |
---|---|
消費電力 | 200W(アイリスオーヤマ) |
乾燥時間 | 3時間(冬用ブーツ) |
電気代単価 | 40円/1kWh |
計算 | 200W × 3時間 / 1000 = 0.6 kWh |
料金 | 0.6kWh × 40円/kWh = 24円 |
サーフブーツの臭いの原因と対策

サーフブーツは、頻繁に水に濡れるため、適切なケアをしないと悪臭が発生しやすくなります。
臭いの原因を理解し、効果的な対策を行うことで、清潔な状態を保つことができます。
以下では、サーフブーツの臭いの原因と対策について詳しく説明します。
バクテリアとカビの繁殖
サーフブーツは水に濡れるため、内部が湿った状態になります。
この湿気により、バクテリアやカビが繁殖しやすくなり、これが悪臭の主な原因となります。
川や海、湖には多くのバクテリアや微生物が存在します。
また、皮脂や汗にもバクテリアが含まれています。
濡れた状態が続くと、これらのバクテリアが増殖しやすくなります。
臭いのメカニズム
バクテリアは汗や皮脂を栄養源として食べ、その過程で分解してエネルギーを得ます。
この分解過程で、臭いの元となる化学物質が生成されます。
具体的には、酢酸やプロピオン酸などの揮発性有機化合物(VOCs)が作られ、これが臭いの原因となります。
サーフブーツの臭い対策
サーフブーツをキレイに洗ってしっかり乾かすことで、バクテリアの繁殖を防ぎ、臭いの発生を抑えることができます。
サーフブーツの洗い方
サーフブーツは水洗いだけでは、汚れや臭いが落ちにくい場合があります。
そんな時には、ウエットスーツ用のシャンプーを使うとよいです。
バケツなどに水を入れて、シャンプーを商品の指定量入れて良くかき混ぜて泡立たせます。
その状態でブーツをバケツにいれて軽く揉んで手洗いします。
その後はよくすすぎましょう。
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サーフブーツ乾燥機の使い方と選び方

サーフブーツを適切に乾かすことは、臭いを防ぐことや、快適に履くためには重要です。
乾燥機を使用することで、効率的にサーフブーツを乾かすことができますが、正しい使い方と選び方を知ることが大切です。
乾燥機の使い方
適切な温度設定と時間
乾燥機を使用する際の最適な温度設定は、ブーツの素材にダメージを与えない低温です。
一般的に35℃~40℃が推奨されます。
この範囲の温度では、ブーツの素材や接着剤に大きな影響を与えることなく、効率的に乾かすことができます。
乾燥時間は約3時間が目安です。
- 温度設定:35℃~40℃
- 乾燥時間:約3時間
使用時の注意点
高温での乾燥は、素材の劣化や接着剤の剥がれを引き起こす可能性があります。
乾燥機の温度設定を確認し、40℃を大きく超えないようにしましょう。
ブーツを乾燥機に入れる際は、通気性を確保するためにブーツの間に隙間を作りましょう。
これにより、均一に乾燥させることができます。
乾燥中に定期的にブーツの状態を確認し、過乾燥や高温によるダメージを防ぎます。
特に初めて使用する乾燥機の場合は、慎重に観察してください。
乾燥機の選び方
低温設定が可能なモデルの紹介
低温設定が可能な乾燥機は、サーフブーツを安全に乾かすために最適です。
以下のモデルは低温設定が可能であり、サーフブーツの乾燥に適しています。
アイリスオーヤマ SD-C2-W

- タイマーが長い:max180分
- 40℃の低温で素材にやさしい
- 低騒音モードで静かに乾燥できる
- 同時に2足までしか乾燥できない
こちらの商品をおすすめする理由は、180分のタイマー設定が可能なためです。
冬用のブーツの乾燥時間の目安は3時間なので、180分のタイマーがあることがおすすめの理由の一つです。
もう一つは乾燥温度です。
この機種は乾燥温度が40℃のモードがあるため、熱による劣化を最低限に抑えることができるためです。
また、比較的乾燥時に騒音が出ない仕様になっているところもいいですね。
MaxxDry シュードライヤー XL

- ネオプレンの素材対応
- タイマーが長い:max180分
- 最高温度40.5℃の低温で素材にやさしい
- ブーツとグローブの両方を一度に乾燥可能
- 値段が高い
- 海外からの輸入なので納期がかかる
- 音が大きい
この商品の素晴らしいところは、公式にネオプレンの素材を温風で使えることの記載があることです。
ネオプレンは冬用のサーフブーツの素材であり、サーフブーツを乾かせるということになります。
また、ブーツとグローブを同時に乾燥させることもできるので、なかり実用的であると言えます。
ただし、値段が高いことがネックですね。
サーフブーツを裏返せない場合の対策

初めてサーフブーツを裏返そうとする場合、意外と難しいと感じるかもしれません。
特に新品の状態では、裏返しにしにくい印象があります。
私の場合は割と強引に裏返しにしています。
ですが、裏返すことによってサーフブーツの生地が痛んだり、型崩れがしたりする感じがあるので、裏返せない場合は、サーフブーツ専用のハンガーを使ったり、乾燥機を使ったりして、裏返さずに乾燥させる方法を取ってみましょう。
また、夏用ブーツは裏返しにしなくても乾くことが多いので、そのままの状態で乾かせばいよいです。
サーフブーツ用ハンガーおすすめランキング4選

サーフブーツを乾かすには、専用のハンガーを使用することをおすすめします。
普段服を乾かすには服用のハンガーがあるようにサーフブーツにも専用のハンガーがあります。
早く乾く工夫があったり、コンパクトにまとめて乾かすことができるのでとても便利です。
サーフブーツ用ハンガーの選び方
干すタイプと設置するタイプ
サーフブーツ用のハンガーには、いくつか種類があります。
大きく分けて、吊るして干すタイプと設置して干すタイプです。
基本的には高い位置に干した方が風が当たって乾燥が早い傾向にありますが、吊るす場所がないって場合もありますよね。
そういった場合には、設置して干すことができれば便利です。
コンパクトに折り畳めるタイプ
自宅だけではなく、サーフポイントで乾かしたい場合もあるでしょう。
そんな場合は、折り畳んでコンパクトになれば持ち運びにも邪魔になりません。
一部の商品には折り畳んでコンパクトになるものがあります。
グローブなどブーツ以外も同時に干せる
サーフブーツ用のハンガーには、ブーツ以外にもグローブやウエットスーツなどを同時に干せるタイプがあります。
まとめて干せるというは、とても便利なので特におすすめですね。
商品名 | 設置 | グローブ | ウエットスーツ | 折り畳み |
---|---|---|---|---|
エクストラ | × | 〇 | 〇 | × |
R2 X-DRY | 〇 | 〇 | × | 〇 |
OCEAN&EARTH | × | 〇 | × | × |
BLOCK SURF | 〇 | × | × | × |
1位 エクストラ マルチハンガー

- サーフブーツ、グローブ、ウェットスーツを同時に干せる
- サーフブーツ、グローブの水切りが良い
- ドライスーツもそのまま逆さまに干せる
- 色んな所にかけやすい回転式フックのハンガー
- ハンガーが平らなので収納にも困らない
- 写真で見るより実物が大きい


「これは便利!こんなハンガー欲しかった。」と思わせる商品ですね。
サーフブーツ、サーフグローブ、ウエットスーツをこれ一本でマルチに掛けられて、省スペースで収納できます。
一見、耐久性や耐荷重が気になるところですが、ABSポリエチレン100%のハンガーは、材料特性と設計要素に基づく計算から約7-10kgの耐荷重が期待できます。
一般的に、ABS樹脂は引張強度40-50 MPa、曲げ強度65-75 MPa、耐衝撃性が高く、ポリエチレンは引張強度20-30 MPa、曲げ強度20-30 MPa、柔軟性に優れています。
これらの特性を組み合わせた素材は、濡れたウエットスーツにも十分対応可能です。
ちなみに、濡れたウェットスーツの重量は約3-7kgです。
サーフィン仲間へのプレゼントにも喜ばれるのではないでしょうか。
\迷ったらコレ!口コミでも高評価/
2位 R2 X-DRY HANGER

- 早く乾かすためにブーツを外側から挟み込む設計
- サーフブーツとグローブを同時に乾かすことができる
- 「置く」&「掛ける」の2WAYハンガー
- 持ち運びや収納時にはコンパクト・スリムに折りたためる
- なし
このサーフブーツ用ハンガーは、コンパクトさと速乾性を求める方に最適です。
ブーツの乾燥を早めるために、空気の流れを妨げない独自の構造を採用しています。
従来のハンガーとは異なり、X-DRY HANGERはブーツを外側から挟み込むデザインになっており、より効果的に風通しを確保します。

さらに、使用しないときには展開時の約1/4のサイズにコンパクトに折りたためるため、収納スペースに困りません。

また、ハンガーを置いて設置できるため、車にハンガーを吊るせない状況でも乾かすことができるので地味に便利ですね。
例えば、車中泊する場合に、夜間に干すという使い方もできるでしょう。
サーファーのニーズを満たした国産ハンガー、ぜひお試しください。
\持ち運びにすごく便利/

3位 マルチハンガー OCEAN&EARTH

- サーフブーツ、グローブ、ヘッドキャップを同時に干せる
- どんな場所にも掛けられるカラビナとベルト付き
- 早く乾かす為の絶妙な角度と、風通しを考えて作ったデザイン
- 邪魔にならない薄型ハンガー
- なし
この商品の特筆する個所は、どこにでも掛けられるカラビナとベルトが付いているということでしょうか。
カラビナとベルトを着ければ、木に掛けて吊るすこともできます。
カラビナは防錆アルミ素材となっとり、ストラップの長さ調整調節も可能。
高い位置に干した方が風通しが良いので吊るせる場所があればおすすめですね。

早く乾くように角度などを絶妙に設計されたデザイン。
下段には、ヘッドキャップやネックウォーマーなども干せます。

\吊るす場所があれば設置型より早く乾く/
4位 BLOCK SURF WETSUITS BOOTIE HANGER

- 吊るしても置いてもOK
- サーフブーツしか干せない
こちらの商品は、吊るして乾かすこともできるし、置いた状態で乾かすこともできるハンガーです。
他の商品と比較すると、サーフブーツ以外のものは干せない、折り畳んでコンパクトにできないとった点から☆三つの評価にしています。
自宅でサーフブーツだけ、洗濯物と分けて乾燥させたいといった方にはぴったりな商品と言えるでしょう。
\自宅でサーフブーツだけを乾かすブースが欲しい人向け/

サーフブーツ乾かし方まとめ
サーフブーツを快適に使用するためには、適切な乾燥方法を知ることが重要です。
また、乾かさないと臭いが気になるため、乾かす前に専用のシャンプーを使って洗うことも清潔さを保ち、臭いを防ぐために有効です。
以下に、各乾燥方法のポイントをまとめます。
- 新聞紙を使って乾かす
- メリット: 手軽にできる
- デメリット: 完全に乾かすには頻繁な紙の交換が必要
- 裏返して陰干しする
- メリット: 内部をしっかり乾かせる
- デメリット: 素材が痛みやすく、乾燥に時間がかかる
- 専用ハンガーを使う
- メリット: 効率よく乾燥でき、つま先に水分が溜まらない
- デメリット: 専用のハンガーが必要で、初期投資がかかる
- 乾燥機で乾燥させる
- メリット: 迅速に乾燥できる
- デメリット: 高温設定では素材が劣化するリスクがあるため、低温設定が必須
サーフブーツを清潔に保ち、快適に使うためには、各方法のメリットとデメリットを理解し、状況に応じて最適な乾燥方法を選びましょう。
また、乾かす前に専用のシャンプーを使って洗うことで、バクテリアの繁殖を防ぎ、臭いの発生を抑えることができます。
正しいケアでサーフブーツの寿命を延ばし、サーフィンをより快適に楽しみましょう。
\香りが人気のシャンプー/
\この乾燥機は電気代たったの24円/

\ネオプレン素材に対応した乾燥機/

\一番売れているサーフブーツ用ハンガー/
\持ち運びに便利なハンガー/

\吊るす場所があれば最適/

サーフブーツは正しく履けてますか?
靴の中に水が入る方は以下の記事をチェックしてみて下さい。






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