風をセイルに受け、海原を自由自在に滑走するウインドサーフィンは、まさに究極のマリンスポーツと言えるでしょう。
しかし、その開放感とは裏腹に、溺れるリスクや転倒、衝突など、思わぬ事故のリスクも潜んでいます。
このため、ウインドサーフィンでは、ライフジャケットやインパクトベストの着用が基本となっています。
しかし、一言でライフジャケットやインパクトベストと言っても、種類や機能は様々。
一体どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね?
Amazonや楽天で検索してもウインドサーフィンで使えない商品がヒットするので注意が必要です。
そこで今回は、ウインドサーフィンを楽しむための必須アイテム、ライフジャケットとインパクトベストの選び方をご紹介します。
経験豊富なウインドサーファーの目線から、安全性はもちろん、快適性や機能性も兼ね備えたおすすめライフジャケットとインパクトベストをご紹介します。
これさえ読めば、あなたにぴったりのライフジャケットやインパクトベストが見つかります!
安全で楽しいウインドサーフィンライフのために、今すぐチェックしましょう!
- ウインドサーフィン用ライフジャケットの種類と選び方
- おすすめのライフジャケットとインパクトベスト
さあ、あなたも快適と安全を手に入れて、最高のウインドサーフィン体験を味わってください!
ウインドサーフィン用ライフジャケット(インパクトベスト)の種類と選び方
ウインドサーフィン専用のライフジャケットというものは存在しません。
ですが、セーリングやヨットレース用の専門ブランドから販売されているライフジャケットがウインドサーフィンでも使えます。
一方で、多くのウインドサーファーはライフジャケットではなく、インパクトベストを代用しています。
インパクトベストは衝撃を吸収し、適度な浮力を兼ね備えているので、硬い道具とぶつかって怪我をしたり、溺れたりするリスクがあるウインドサーフィンには最適です。
それでは、ウインドサーフィンに最適なライフジャケットとインパクトベストの種類と選び方について詳しく解説します。
ハーネスが取り付けられる形状を選ぶ
ウインドサーフィン用には、ハーネスが取り付けられるものを選ぶことが最も重要なポイントです。
基本的には、ウインドサーフィン専用のライフジャケットやインパクトベストはありません。
ですが、カイトサーフィン用のインパクトベストがウインドサーフィンにも対応している場合が多いです。
MYSTICというメーカーに問い合わせをしたところ、カイト用がウインドサーフィンで使用できるといった回答が得られました。
例えば、カイト用のインパクトベストにはハーネスを取り付けることが想定されており、ハーネスを取り付ける位置の生地が薄くなっており、ハーネスを着用した際にも違和感がありません。
私やウインド仲間も、カイト用のインパクトベストを使用しており、特に問題なく着用できています。
また、ショート丈のライフジャケットやインパクトベストにも、ハーネスが着用できるものがあります。
一方で、ウエイクボード用のインパクトベストや、釣りなどで使用するライフジャケットを選ぶとハーネスの取り付けが難しくなります。
必ずカイト用または、ウインドサーフィンの表記があるものを選びましょう。
性別を正しく選ぶ
ライフジャケットやインパクトベストには、男性用と女性用に分かれている物があります。
男性が間違って女性用を購入すると、当然サイズが合いません。
うっかり間違えやすいポイントなので注意しましょう。
ジップタイプとノンジップタイプ
ジップタイプ
ノンジップタイプ
ライフジャケットやインパクトベストには、ジップタイプとノンジップタイプがあります。
ジップタイプが主流で、脱着がしやすいのが特徴です。
ノンジップは、Tシャツのように頭から被って着るタイプです。
比較的、値段が安いのがメリットです。
予算に応じて選びましょう。
ハーネスの滑り止め
一部のモデルでは、ハーネスを取り付ける個所に滑り止めが施されているものがあります。
例えばMYSTICのFoilが該当します。
右側の画像をご覧ください。
背面側のハーネスを取り付ける個所にシリコンがライン上に入っています。
ハーネスは使用していると、どんどん上にズレ上がりやすいので、滑り止めがあると快適にハーネスが使えるでしょう。
デザイン
各メーカーから様々なデザインのラインナップがあります。
ライフジャケットやインパクトベストを着用していると、マッチョ体型に見え、見た目がすごくカッコいいです。
ちょい悪オヤジのマストアイテムと言ってもいいでしょう。
正直なところ、私は最終的にはデザインで選びました。
注意事項
インパクトベストは、ある程度の浮力があるので体を浮かせることは出来ますが、救命胴衣ではないため過信は禁物です。
不安な方は浮力のあるライフジャケットを選ぶことをおすすめします。
ただし、インパクトベストもハーネスを併用することで浮力が増します。
ウインドサーフィン用ライフジャケットおすすめメーカー8選
それでは私が厳選した、おすすめのライフジャケットとインパクトベストを詳しくご紹介します。
結論から言えば、泳ぎに特に自信がない方は、Zhikのライフジャケットが特におすすめ。
一方ある程度泳げて、様々なトリックを楽しみたい方は、クッション性が高いインパクトベストを選ぶといいでしょう。
インパクトベストで迷ったら、DakineとMYSTICが人気のためおすすめです。
ブルノッティも人気ですが耐久性があまりありません。
メーカー | 種類 | 対象性別 |
---|---|---|
Zhik | ライフジャケット | ユニセックス |
Gill | ライフジャケット | ユニセックス |
Dakine | インパクトベスト | ユニセックス |
O’Neill | インパクトベスト | メンズ |
MYSTIC | インパクトベスト | メンズ |
MANERA | インパクトベスト | メンズ |
Starboard | インパクトベスト | ユニセックス |
Brunotti | インパクトベスト | ユニセックス |
Zhik(ザイク)P3
Zhikは、革新的なセーリングギアとアクセサリーを提供するブランドです。
セーリングのエリート選手と協力して、高品質でパフォーマンスを向上させる製品を開発しています。
ウインドサーフィンで使用できるライフジャケットではザイクが最も定番です。
丈が比較的短いので、ハーネスも違和感なく取り付けができるでしょう。
学連ウインドサーファーの着用率が高めです。
- ISO-12402-5承認取得
- ハーネスの邪魔にならない丈の長さ
- ずれ上がり防止ラバー付き
- 便利なフロントポケット
Zhikは安全基準であるISO-12402-5を認証取得しています。
ISO 12402-5は「レベル50」という浮力補助具の国際基準であり、基本的な水泳能力を持つ人が意識を保っている状態で安全に使用できることが保証されています。
この認証は、製品が高い安全基準に達していることを示しています。
首元が大きく開いて動きを妨げない作りとなっており、サイドジッパーで脱着が簡単にできます。
また、ポケット内に水が入った場合、角にある小さな排水穴から水が排出されます。
- ブラック
- グレー
- レッド
- ブルー
サイズ | 胸囲(cm) | 体重(kg) | 浮力(N) |
---|---|---|---|
XXXS | 60-80 | 30-40 | 35N |
XXS | 80-85 | 30-40 | 35N |
XS | 85-90 | 35-45 | 35N |
S | 90-95 | 40-60 | 40N |
M | 95-105 | 60-70 | 45N |
L | 105-115 | 70~ | 50N |
XL | 115-125 | 70~ | 50N |
- 体重が74kg でもしっかり浮いた
- 非常に軽い
- ポケットの使い勝手がいい
- カッコイイ
- 使った感じは期待通りで納得のできる商品
- フィット感が良く着心地がいい
\泳ぎが苦手でも安心/
Gill(ギル)
知る人ぞ知るイギリスの高品質マリンレジャーブランドGILL。
ウインドサーファーも使用しているライフジャケットです。
国際安全基準である、ISO認証12402-5を取得済。
浮力も十分あるので安心して沖へと出かけられるでしょう。
前面には大きなポケットがあり、スマホやペットボトルを入れるのにちょうどいいサイズ。
ポケットに水が入っても、自動で排水される仕組みになっています。
- ブラック/オレンジ
- イエロー
- オレンジ
胸囲(cm) | 体重(kg) | 浮力(N) | |
---|---|---|---|
Child | 81 | 30-40 | 35 |
YOUTH | 86 | 40-50 | 40 |
S | 91 | 50-60 | 40 |
M | 96 | 60-70 | 45 |
L | 106 | 70~ | 50 |
XL | 116 | 70~ | 50 |
XXL | 126 | 70~ | 50 |
\ウインドサーフィンで沖に出る/
Dakine(ダカイン)サーフェスベスト
ダカインからはインパクトベストをご紹介します。
Surface Vest
Dakine Surface Vest
ダカインはウインドサーフィンのハーネスで有名なメーカーです。
インパクトベストとハーネスの相性もばっちりです。
- シートハーネスとウエストハーネスの両方と互換性
- 究極の耐衝撃保護
- ネオプレーンの素材で風を通さず防寒性が高い
- 自由な動きを実現するスーパーストレッチデザイン
少しサイズが小さいようなので、ワンサイズ大き目を選ぶと失敗が少ないでしょう。
胸囲を測定してから購入することをおすすめします。
ユニセックス
- XS: 84-89cm
- S: 89-94cm
- M : 94-99cm
- L: 99-104cm
- XL:104-109cm
- XXL:109-114cm
インパクトベストなしで海へ?
考えただけで怖かったです。
でもこのベスト、着るだけで安心感が全然違います!
O’Neill(オニール)EVO COMP VEST
O’Neillはウインドサーフィン用のウエットスーツで有名なブランドです。
高品質なブーツやネックウォーマーは私も愛用しています。
- フォームを取り外すことによりハーネスに対応
- リバーシブルで2色楽しめる
- 左わきのポケットにペットボトルが入る
オニールのエボコンプベストですが、オールラウンドモデルとなっており、ウインドサーフィンにも使用できます。
オールラウンドモデルということなので、通常はウエイクボード仕様となっていますが、お腹の個所のフォームが取り外し可能となっており、ハーネスを取り付けることができます。
また、リバーシブルタイプなので2色が楽しめるのもポイントの1つ。
そして、便利な左脇ポケットには、ペットボトルを入れられるので、岸に戻ることなく水分補給ができるのは大きなメリットでしょう。
メンズサイズのみ
- M:93-99cm
- L:99-104cm
- XL:104-109cm
- ブラック
- モクブラック
\ウインドサーフィン中って喉が渇きませんか?/
MYSTIC(ミスティック)
ミスティックは、ウインドサーフィンをはじめとするウォータースポーツのためのアパレルとアクセサリーを展開するブランドです。
特にハーネスは機能性とデザイン性を兼ね備えた高い評価を得ています。
メーカーに確認しましたが、カイト用のモデルを選べばウインドサーフィンにも使用することが可能です。
ミスティックは、高機能な素材とオシャレなデザインにより、ウインドサーフィンをスタイリッシュに楽しむことができます。
ミスティックが独自開発したM-Flexネオプレンは、従来のネオプレンよりも伸縮性、耐久性、柔軟性に優れています。
また、EUの法律で定められた安全性能基準を満たしたCE承認済みの製品で、品質的にも安心できます。
M-Flexネオプレンの含有率が高いほど、より高品質な製品と言えます。
種類 | 材料 | コーデュロイ | フォックスフリース | ハーネスのグリップ※1 | ハーネスとの互換性 | CE承認 | YKKフロントジッパー | ジッパーロック |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Foil | M-flex | ー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Majestic | M-flex100% | ○ | ー | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
Block | M-flex75% | ー | ー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Star | ー | ー | ー | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
※1 ハーネスのグリップラインは2023年モデル以降から採用
メンズサイズのみ
- XXXS:75-80cm
- XXS:80-85cm
- XS:85-89cm
- S:89-94cm
- M:94-99cm
- L:99-104cm
- XL:104-111cm
- XXL:111-119cm
MYSTIC Foil
このベストは、高い衝撃性と断熱性に優れています。
ウインドフォイルにもおすすめ。
妥協なしの最強のインパクトベストをお求めな方にピッタリなアイテム。
- ハーネスとの互換性
- 外側の素材は最高級の M-flex ネオプレン採用で動きやすく快適
- 内側の素材は断熱性・速乾性が高いフォックスフリース採用
- 高い衝撃吸収性でEUの安全基準も満たしている
- ハーネスのずれ上がり防止機能付き
このインパクトベストの特徴は、非常に高い衝撃吸収性を持つニトリルブタジエンゴムを採用し、衝撃から脊椎を保護するために力を吸収・分散します。
内側の素材は、フォックスフリースを採用しており、柔らかく暖かいことが特徴です。
パッドの入ってないウエスト部分にあるシリコンプリントのラインにより、ハーネスとの間にグリップ性が向上しズレ上がりを防止します。
また、フリース素材は速乾性が高いです。
最高級の M-flex ネオプレン素材は、非常に柔軟で耐久性のある素材で、動きやすく快適です。
EUの法律で定められた安全性能基準を満たしたCE承認済みで、品質的にも安心できます。
使いやすいYKK フロントジッパー採用。
MYSTIC Majestic
- ハーネスとの互換性
- 材料は最高級の M-flex ネオプレン採用で動きやすく快適
- コーデュロイのスーパーストレッチ
- 高い衝撃吸収性でEUの安全基準も満たしている
このインパクトベストの特徴は、表面がコーデュロイになっておりストレッチ性が高いです。
素材もネオプレンM-flexの含有率が100%となっており最高級品です。
派手なアクションのウエイブやフリースタイル用にいかがでしょうか。
EUの安全基準も満たしており高性能です。
\動きやすさで選ぶならコレ/
MYSTIC Block
- ハーネスとの互換性
- 材料は最高級の M-flex ネオプレン採用で動きやすく快適
- 高い衝撃吸収性でEUの安全基準も満たしている
- 胸の部分のプロテクターが厚いので浮力が高い
- ハーネスのズレ上がり防止機能付き(2023年モデル~)
このインパクトベストの特徴は、胸の部分のフォームが分厚くなっており、その分浮力が見込めます。
素材もネオプレンM-flexが75%含まれており高品質です。
EUでの安全審査に合格しています。
\カッコよさで選ぶならこれ/
MYSTIC Star
- ハーネスとの互換性
- 高い衝撃吸収性でEUの安全基準も満たしている
- MYSTICのラインナップの中では低価格
MYSTICの中では低価格のモデルです。
EUでの安全審査に合格した高品質なインパクトベストを低価格で手に入れたい方向けですね。
MANERA(マネラ)
MANERAは高品質なウォータースポーツ用品を開発する、フランスのメーカーです。
あまり聞き慣れないメーカーですが、インパクトベストはウインドサーフィン用として使用できます。
メーカーのカタログにもウインドサーフィンに適応と明記されているので安心して選んでください。
高品質なもので、他の人と被りたくないといった方には特におすすめです。
独自開発したハイパーストレッチ素材
MANERAが独自開発したハイパーストレッチ素材には以下の特性があります。
- 伸縮性
- 耐久性
- 柔らかさ
- 耐紫外線性の特性
特筆すべきポイントは耐紫外線です。
通常、1年程度使用すると紫外線で色褪せますが、MANERAは耐紫外線ということで期待できそうです。
衝撃吸収材・ショットガンフォーム
MANERAの衝撃吸収材には、特別な「大きな気泡」のような構造が内部に組み込まれています。
これらの気泡は、落下やぶつかり事故などの際に身体への衝撃を吸収し、衝撃から身を守る役割を果たします。
この技術により、非常に優れた衝撃保護を提供します。
また、これらの気泡のおかげで、素材はとても柔らかく、着心地が良い上に、非常に軽いので、長時間の着用でも疲れにくいです。
このように、この製品は安全性だけでなく、快適さも追求しています。
滑り止め
ベストのウエスト周り全体に特殊なANTI-SLIP素材が内側にプリントされています。
この素材は粘着性を持ちながらも柔らかく、柔軟性があります。
これにより、インパクトベストが下にずれるのを防ぎ、動いているときや衝突があったとき、またはハーネスを引っ張ったときにベストが上に上がるのを効果的に防止します。
このような細やかな配慮はありがたいですね。
MANERA BOOM VEST BLACK
おすすめのセンタージッパー付きモデルです。
サイズはメンズのみ。
S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|
身長(cm) | 164 – 176 | 172 – 183 | 177 – 187 | 179 – 190 |
胸囲(cm) | 91 – 97 | 97 – 103 | 103 – 109 | 107 – 114 |
ウエスト(cm) | 71 – 79 | 76 – 84 | 84 – 102 | 88 – 96 |
ヒップ(cm) | 90 – 96 | 94 – 100 | 100 – 106 | 103 – 109 |
体重 | 64kg | 72kg | 80kg | 85kg |
- フィット感も抜群で水上で自由に動ける
- しっかりしていて耐久性もありそう
- このインパクトベストは実際に肋骨をカバーしている
- 3年間毎日使用して摩耗の兆候が見られた
悪い口コミは見つかりませんでした。
\耐久性で選ぶならコレ/
MANERA X10D VEST BLACK
上から被って着るタイプです。
ファスナーがない分、お求めやすい価格となっています。
Starboard(スターボード)
スターボードからはインパクトベストをご紹介します。
Starboardのインパクトベストは、ウインドサーフィンでも使用できるでしょう。
丈が短いので、ハーネスの着用が可能なためです。
また、Starboardのウインドサーフィン向けカタログにもこの商品は掲載されています。
値段が比較的安いのでお金をかけたくない人や、スターボードのファンの方にとってはこれが最適となるでしょう。
また、背面ポケットに高さ約30cmまでのハイドレーションパック(給水装置)を挿入できます。
両肩にはハイドレーション用のホルダー付き。
ウインドサーフィン中に給水ができるのはなかなか便利ではないでしょうか。
3mmネオプレーン素材で体にフィットします。
脇の調整ベルトで落水時のずれを軽減。
カラーはネイビー1色のみ。
S | M | L | |
---|---|---|---|
サイズ目安 | 女性 | 通常男性 | 大柄男性 |
肩幅(cm) | 31.5 | 33 | 35 |
胸囲(cm) | 43 | 46 | 50 |
着丈(cm) | 43 | 47 | 51 |
- 作りがとてもいい
- 1Lくらいだがハイドレーションを装着できるのはとても有難い
- 身長170㎝標準体形でMサイズですがピッタリ
- お腹が出ている人はLサイズが良い
- 使った感じは期待通りで納得のできる商品
- フィット感が良く着心地がいい
悪い口コミは見つかりませんでした。
\喉が渇いても出廷場所に戻る必要なし/
Brunotti(ブルノッティ)ネオインパクトベスト
ブルノッティのインパクトベストは、カイト用ですがウインドサーフィンで使っている方も多いです。
軽くてクッション性も衝撃を十分に吸収することができます。
ウエスト部分には、上からハーネスを取り付けられるように設計されています。
デザインがカッコイイこととプロウインドサーファーが使っているので人気ですね。
私も実際に使いましたが、耐久性は少し低めで、1年くらい使うと色褪せてしまいます。
浮力はハーネスと合わせて使うと問題なく浮くでしょう。
- グリーン
- ブラック
- イエロー
- オレンジ
- レッド
- グレー
サイズは少し大きめを選ぶと良いでしょう。
ウインドサーフィン用ライフジャケット(インパクトベスト)のメリット
ウインドサーフィンにおいて、ライフジャケットやインパクトベストの着用は、安全性を高めるために非常に重要です。
単に浮力を確保するだけでなく、様々な機能を備えたインパクトベストが注目されています。
しかし、中には「本当に必要なのか?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。
そこで今回は、インパクトベストの必要性とメリットについて詳しく解説します。
浮力がある
ウインドサーフィンにおけるライフジャケットの主な役割は、水に落ちた際に浮力があることで、溺れるリスクを軽減することです。
風の強い場合や波がブレイクするようなゲレンデでは道具と体が離れるリスクが高まります。
そんな場合でも浮力があれば安心して落ち着いて対処できるでしょう。
ただし、ウインドサーフィンで着用するのは、ライフジャケットではなく、基本的にはインパクトベストとなります。
運動性を優先しているため、救命胴衣ほどの浮力はないので注意が必要です。
ですが、基本的にはハーネスとインパクトベストを着用することで十分に浮くことができるでしょう。
衝撃から守る
インパクトベストの最大の利点は、その名の通り、衝撃から体を守ることです。
ウインドサーフィン中には、ブームやマストとの衝突、または他のサーファーとの接触のリスクがあります。
インパクトベストは衝撃吸収材料で作られており、これが大きな力を分散させることで、骨折や内臓損傷のリスクを軽減します。
私は初心者時代に、プレーニングジャイブに失敗して、肋骨にブームが接触し1か月間、痛みが続きました。
大して強く接触した訳ではないですが、それでも骨が折れたのではないかという痛みでした。
それからというもの、インパクトべストを着用するようにしています。
痛い思いをする前に、あらかじめ装着することをおすすめします。
ウォータースタートがラク
ウォータースタートは、波がある状況や浮力の小さなボードでは必須のテクニックです。
しかし、初心者にとっては難易度が高く、なかなか成功できないことも多いのではないでしょうか。
そんなウォータースタートを成功させるポイントとなるのが、ライフジャケットやインパクトベストの浮力です。
浮力があると、水中からボード上に体を起こす動作が格段に容易になります。
特に、セイルに風を入れて持ち上げるまでの体勢を整える際に効果を発揮します。
インパクトベストは、単に身を守るためだけではなく、このような技術的な面でもサポートできるため、ウォータースタートを練習する際には非常に役立ちます。
防寒
インパクトベストは防寒という点でもある程度の効果があります。
基本的にはネオプレンなどの素材でできており、防寒性が高く風を通しません。
走行中の冷たい風から身を守ることができるでしょう。
ネオプレンは、冬場のウェットスーツのゴムのような素材のことを指しています。
このように、ウエットスーツと併用することで防寒性が高まります。
ペットボトルや給水装置を入れられるものがある
一部のラインナップにはポケットが付いている物があり、ペットボトルが収納できたり、ハイドレーションといった給水装置を背中に収納できたりするものがあります。
ウインドサーフィン中には喉が渇いても、いちいち出廷場所に戻る必要はなくドリンクを飲むことができます。
これは大きなメリットではないでしょうか。
ライフジャケットとインパクトベストの違いは?
ウインドサーフィンにおいて、ライフジャケットとインパクトベストはどちらも安全性を向上させるための装備ですが、それぞれ異なる目的と特徴を持っています。
ここでは、ライフジャケットとインパクトベストの主な違いを解説します。
どちらがいいのか迷っている方は参考にしてみてください。
使用する目的
ライフジャケットは溺れることを防止することを目的としています。
一方でインパクトベストはジャイブが失敗したり、プレーニングで前に飛ばされたりしたときに、道具が身体にぶつかることがありますが、その際に身を守ることを主な目的としています。
装備 | 主な目的 | 機能 |
---|---|---|
ライフジャケット | 溺れ防止 | 高い浮力で体を自動的に浮かせる |
インパクトベスト | 衝撃保護 | 転倒や衝突時の衝撃を吸収 |
浮力
ライフジャケットとインパクトベストでは浮力が異なり、ライフジャケットは厳しい安全審査をクリアしており、浮力が比較的高いです。
ですが、インパクトベストでも、ハーネスと合わせて着用すると十分な浮力が得られます。
また、海水と淡水では浮力が違うため、川や湖などの淡水では沈みやすいため、よ高い浮力が求められます。
- ライフジャケット
- ISO認証の厳しい安全基準をクリアしている
- 高い浮力を持ち、意識がある状態で頭を水面上に保つことができる
- インパクトベスト
- 主に衝撃吸収性能を重視
- 補助的な浮力はあるが、ライフジャケットほど高くない
選び方のポイント
ある程度泳げる方や、ウインドサーフィンの新しい技をどんどん試したい方にはインパクトベストがおすすめです。
私や、ウインド仲間のほとんどがインパクトベストを着用しています。
一方で、マリンスポーツに慣れていない方や泳ぎに自信がない方は浮力のあるライフジャケットを選ぶと良いでしょう。
- 泳ぎが苦手な方
- 荒れた海況での使用
- 長距離セーリング
安全に楽しむことが最も重要です。
自分の技量や使用環境に合わせて、適切な安全装備を選びましょう。
ウインドサーフィンのライフジャケットの注意点
ウインドサーフィンのライフジャケット乾燥時の色褪せ
ライフジャケットやインパクトベストは紫外線で色褪せることがあります。
色褪せているとちょっと見た目がカッコ悪いですよね。
私の使っているインパクトベストは色褪せて、黒色がグレーになってしまいました。
ウエットスーツなどと同様ですが、裏返して陰干しすることをおすすめします。
ウインドサーフィンでライフジャケット使用時の注意点
ウインドサーフィンにおけるライフジャケットの使用は非常に重要ですが、注意すべき点があります。
特にライフジャケットが意図しない危険を引き起こすこともあるので、以下のポイントに注意してください。
ウインドサーフィン中に転倒し、セイルに挟まれることがあります。
ライフジャケットは浮力があるため、水面に押し上げられやすくなります。
この状態でセイルの下に入ってしまうと、セイルを持ち上げて脱出するのが困難になることがあります。
このような場合は、パニックを避け、落ち着いてセイルの端を掴み、ゆっくりと体を動かして脱出することが重要です。
ウインドサーフィンのライフジャケット選び・まとめ
この記事ではウインドサーフィンで使用するライフジャケットとインパクトベストについて詳しく解説してきました。
泳ぎに自信がない方は、ウインドサーファインでも使えるライフジャケットのZhikがおすすめ。
\安心して沖まで出撃する/
泳ぎに自信がないけど、他の人とライフジャケットが被るのが嫌な方はGillがおすすめ。
\安全と安心を手に入れる/
また、ウインドサーフィンでは溺れるリスクに加え、落下時に硬い道具にぶつかるリスクがあります。
そのため、浮力と耐衝撃性を備えたインパクトベストが人気です。
インパクトベストを選ぶ際には、ハーネスが取り付けられるものを選びましょう。
具体的には、「カイト用」や「ウインドサーフィン」と表記があるものを選ぶとハーネスが取り付けられます。
\インパクトベストで骨折を防ぐ/
\インパクトベストでちょい悪オヤジ感を出す/
まだ、最適なライフジャケットが見つかっていない方は、おすすめのライフジャケット6選を振り返り、自分に合ったライフジャケットを見つけ下さい。
衝撃性能や浮力、予算に合わせて好みのデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
また、ヘルメットと合わせて着用すると安全性が高まり、より安心して楽しむことができるでしょう。
ヘルメットのおすすめランキングを以下の記事でご紹介しています。
まだ、ハーネスを持っていないという方は、ハーネスを装備すると浮力が上がります。
ライフジャケットやインパクトベストに合わせてハーネスもチェックしましょう。
ハーネスが使えるようになると楽にウインドサーフィンができるようになりますよ。
ハーネスの種類と選び方については以下の記事で詳しく解説しています。
ウインドサーフィンのライフジャケットやインパクトベストをリーズナブルに探している方は、中古も狙い目です。
中古ショップは以下のページに完全網羅しているので、チェックしてみてください。
それではまたゲレンデでお会いしましょう。
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