富士五湖である本栖湖は全国のウインドサーファーにとって一度は訪れてみたいゲレンデですよね。
ですが、初めて訪れる方にとっては、
- ゲレンデの場所はどこ?
- 駐車場はどこ?
- どこで道具をレンタルできるの?
- 風吹くの?
このような疑問があるでしょう。
また、「本栖湖 ウインドサーフィン」とネットで検索すると「死亡」というキーワードがヒットするので不安がある方もいるのではないでしょうか。
行き当たりばったりで行くと、風が吹かずせっかくの時間を無駄にしてしまうどころか、最悪の場合、危険な目に遭う可能性すらあります。
でもご安心ください!
この記事では、本栖湖でウインドサーフィンを最大限に楽しむための情報を、わかりやすくまとめました。
ゲレンデごとの特徴から、レンタルショップの詳細、さらには風の情報やライブカメラでのチェック方法、さらには安全対策まで、必要な情報を網羅しています。
さぁ、今すぐ記事をチェックして、本栖湖でウインドサーフィンを安全に楽しむ準備を始めましょう。
本栖湖では最高の瞬間と感動があなたを待っています。
\本栖湖でウインドサーフィンを体験する/
本栖湖でウインドサーフィンの道具をレンタルする方法
本栖湖でウインドサーフィンの道具をレンタルするなら、本栖湖アクティビティセンター(浩庵)一択です。
運が良ければウインドサーフィン中に富士山が拝めるゲレンデ。
驚くほど青い水。
その感動は最高の思い出になることでしょう。
- 13,000円(税込)
- 10:00~16:00(9:30 集合・受付)
- 道具一式・ウエットスーツ・ライフジャケット込み
- 10才以上
- 6月~10月
- 小雨決行
- 強風や落雷など悪条件の場合は中止
- 昼食(800円)
- 持ち物:水着、タオル、日焼け止め、飲み物
スケジュールはこのようになっています。
車でゲレンデまで移動
初めは陸上でレッスンを行うので安心
湖畔で食べる昼食は最高です
お風呂もご利用頂けます
- 体験料
- 消費税
- 体験で使うレンタル品
- 施設利用料
- 保険料
- ガイド料
- ライフジャケット代
- ウェットスーツ代
- ウォーターシューズ代
- 当日の予約はできますか?
-
予約の締め切りは2日前の20:00までとなっています。
- 雨天の場合はどうなりすか?
-
小雨の場合は決行します。
\本栖湖でウインドサーフィンを体験する/
本栖湖のウインドサーフィンゲレンデ
本栖湖には2つのウインドサーフィンゲレンデがあります。
それぞれドラゴンビーチとファンビーチ。
春から秋にかけては、晴れると高確率でサーマルウインドが吹き、山からの吹きおろしで強い風が生まれます。
水面がフラットなことからスラロームやフリースタイルには極上な環境となり、とても人気なゲレンデです。
特にスラローマーが最高速度を更新したい場合は、例え遠くても行ってみる価値があるでしょう。
私は1日目で記録を更新しました。
本栖湖に訪れた人に聞いてみたところ、やはり本栖湖で最高記録が出たようです。
ただし、どちらも水深があるため初心者には注意が必要です。
それではそれぞれのゲレンデについて詳しく見てきましょう。
ドラゴンビーチ
本栖湖の入り口から近いゲレンデがドラゴンビーチで、観光客やウインドサーファーで賑わっています。
ゲレンデから道路を挟んだ反対側にはキャンプ場があり駐車場もあります。
トイレもキャンプ場に隣接しています。
ゲレンデから眺める本栖湖の景色は絶景で木陰もあるため、風待ちも快適です。
さらに草も生えていることからセッティングや片付けもしやすいですね。
出廷場所は比較的狭く、一般客もいるため人が多い時には出廷が大変です。
また、ドラゴンビーチはインサイドがブランケットになり、風が入りにくくガスっているため、あまり初心者には向いていません。
以下の画像で言うと左側から風が入ってきます。
さらに、ゲレンデには溶岩がゴロゴロしているので、ブームやボードに傷が付くリスクがあります。
なるべく草が生えたところに、道具を置くようにしましょう。
ファンビーチ
ドラゴンビーチから車で10分程度先に進んだ個所にファンビーチがあります。
駐車場はないため基本的には路駐となります。
そのため、ウインドサーファーが多い時には、ゲレンデから近い位置に車と停められなく、道具をゲレンデまで持ち歩いて移動するのが大変です。
ビーチ自体はドラゴンビーチより広く、一般客も少ないことから出廷しやすいです。
さらに、インサイドにも風が入り、風向きはサイドなので初心者向けです。
以下の画像では右から風が入ってきます。
ドラゴンビーチとファンビーチどっちがスピード出る?
本栖湖でプロより早いと噂の方に、ドラゴンビーチとファンビーチどちらがスピードがでるのか聞いてみました。
その日のコンディションによって変わるそうですが、あえて言えばドラゴンビーチの方がスピードが出やすいとのことです。
その方の道具は、ボードは横幅85cmのデカスラに、セイルは6点台の小さなレースセイルを使っているようです。
基本的にはガスティなので、ブローを繋いで走るために大き目のボードをチョイスしているようです。
水面がフラットなためデカスラでもスピードが出るようですね。
ただし、風が吹くとチョッピーになりやすいので、吹き始めや比較的風が弱い時が、スピードアタックの狙い目だそうです。
本栖湖の風情報とライブカメラ
本栖湖では、春から秋にかけては高確率で南風が吹き、ウインドサーフィンに最適な環境となります。
サーマルは昼頃から風が吹き始め、17時頃くらいまで吹くこともあります。
ですが、サーマルウインドは気まぐれです。
必ずしも風が吹くとは限らないので、風予報やライブカメラはチェックしておきましょう。
風予報
本栖湖では、気圧配置の風とサーマルの2種類ありますが、基本的にはサーマル狙いとなるでしょう。
風向きはYahoo!天気で甲府が南で3mくらいの予報だと、サーマルが入りやすいようです。
サーマルが吹く条件としては、晴れていることと風向き南系になっていることです。
雷雲が発生した場合や雨が降った場合は、風が吹かないようですね。
セイルサイズは7.0~7.8㎡くらいを使っている方が多いです。
風が決まれば、ブローが強いので6.2でもいけます。
8.5㎡以上を使っている人はほとんどいないようですが、絶対外したくないという方は、9点台のセイルやフォイルを持っていけば、例えサーマルが弱くても楽しめる確率が上がるでしょう。
また、セイルサイズをブローの強さに合わせるのか、アンダーの風に合わせるのかは、好みですね。
私はアンダーの風に合わせてブローはオーバーで乗るのが好きです。
- サーマル狙い
- 風向きは南系
- 風速はYahoo!天気で3m/s~
- 雨が降ったら風が吹かない
- サーマルは午後から吹く
ライブカメラ
本栖湖や、付近の精進湖にはライブカメラがあります。
現地の様子をチェックしてみるのも面白いでしょう。
ウインドサーフィンの大会・本栖湖チャンピオンシップ
本栖湖のファンビーチでは、毎年5月に栖湖チャンピオンシップというスラロームの大会がJWA主催で開催されます。
参加費用は8000円、ジュニアで6000円となっており、一般の方も参加できそうです。
大会結果はJWA公式サイトに記録が残ります。
自分の実力を試してみたいという方は参加してみてはいかがでしょうか。
新しい仲間ができたり、いい刺激になったりしそうですね。
スペシャルクラスに参加する上級者のテクニックを間近で見るのも参考になりそうです。
見学するのもいいし、自分で出場してみるのもいいかもしれないですね。
- ビギナークラス 10人
- ジュニアクラス 10人 (中学生以下)
- レディースクラス 10人
- メンズクラス 40人
- スペシャルクラス 20人
本栖湖のウインドサーフィンブログ
本栖湖をメインに活動している方のブログをご紹介します。
本栖湖のおすすめブログ①
この方は、いろんな方の写真撮影をしているブログです。
もしかすると、あなたの姿も映っているかもしれませんね。
基本的にファンビーチの情報のようです。
風速の情報も載せてくれているので参考になりますね。
本栖湖のおすすめブログ②
こちらは本栖湖のウインドサーフィンに関する情報を毎日投稿しているブログです。
写真付きで撮影してくれているので、もしかするとあなたの姿が映っているかもしれません。
ちなみに、私も写っていないかなと確認したところ、2024年8月13日になんと私が映っていました。
撮影ありがとうございました。
中央に映っている黒のPoint-7のセイルです。
本栖湖でウインドサーフィン死亡事故について
ネットでは、ウインドサーフィンの死亡事故について、触れられている記事があるため、本栖湖で安全にウインドサーフィンができるのか心配になっているかたもいるのではないでしょうか。
ですが、ニュースや消防など調べてみましたが公式な情報は残っていませんでした。
実際に事故の当日に出くわしたという方もいらっしゃいましたが詳細は不明です。
もしものことに備えて、安全対策をしっかりおこなってウインドサーフィンを楽しみましょう。
ライフジャケットを着用する
本栖湖のように、陸で囲まれた湖では、例え道具と離れて流されたとしても、最終的には岸にたどり着くので、太平洋や日本海に比べるとそれほど大きな心配は必要ありません。
でも、ちょっと待ってください。
その「油断」が思わぬ悲劇を招くかもしれません。
淡水のため海水や汽水と比較して浮力がないので沈みやすいです。
また、水深が深いので基本的には足が届きません。
多くのウインドサーファーが「自分は大丈夫」と思い込んでいるのが現状です。
万が一に備えてライフジャケットやインパクトベストを着用してウインドサーフィンを楽しみましょう。
ライフジャケットの選び方については以下の記事を参考にしてみて下さい。
フォイルをするときはヘルメット着用
水深が深く、ボラもいない本栖湖では比較的、安全にフォイルを楽しむことができるでしょう。
一方で、強烈なブローが入ることがあります。
オーバーフォイルになり、制御不能になった場合は大変危険です。
もしものときに備えてヘルメットを着用しておきましょう。
ヘルメットの選び方は以下の記事でご紹介しています。
本栖湖の魅力と残念なところ
ここからは私の感想ですが、本栖湖のいいところと少し残念なところを綴っていこうと思います。
本栖湖に行こうと悩んでいる方は参考にどうぞ。
本栖湖のいいところ
- 晴れて運が良ければ、富士山をバックにウインドサーフィンできる。
- 青い水は感動間違いなし。
- ロケーションが最高。
- スラロームでスピードアタックするのには最適。
- 強烈なブローが長く続き、水面がフラットなため、スピードが出やすい。
- デカスラでも50km/sはすぐ出る。
- キャンプも同時に楽しめる。
- 道具はセットしたままキャンプで一泊という人も多い。
ちょっと残念なところ
- 淡水特有のことですが、沈して鼻に水が入ると痛いです。
- 火山岩がごろごろしており、油断すると大切にしているボードやブームに傷が入るリスクがある。私はいつの間にか大事にしているカーボンブームに目立つひっかき傷が入ってしまいショックだったのをよく覚えています。
- かなりガスティのため、ハーネスを掛けたままにしておくと沈しやすい。
- 風が強くなるとチョッピーになる。
本栖湖でウインドサーフィンとキャンプを楽しむ
本栖湖に訪れたらキャンプも同時に楽しむことができます。
特にドラゴンビーチでは、ゲレンデの道路を挟んで反対側が大きなキャンプ場になっています。
なので、キャンプをしながらウインドサーフィンを楽しむことができるため、キャンプ好きにもおすすめです。
林間キャンプ場になっており、好きな場所に車を横付けでき便利です。
木陰があることから夏でも涼しい。
テントを張っても良し、車中泊をしても良し。
予約なしでキャンプできるので気軽に楽しめます。
夜はお酒を飲みながら焚火をするのが最高ですね。
ここで頂いたハイボールのロックは、今まで呑んだハイボールの中で一番おいしかったです。
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本栖湖のウインドサーフィン情報まとめ
この記事では、本栖湖でウインドサーフィンを楽しむための情報を網羅的にご紹介しました。
ドラゴンビーチとファンビーチ、2つのゲレンデが楽しめます。
初心者の方はファンビーチがおすすめ。
キャンプも同時に楽しみたい方はドラゴンビーチがおすすめです。
ウインドサーフィンの道具をレンタルする場合は、事前に予約をしておきましょう。
\本栖湖でウインドサーフィンを体験する/
本栖湖に行くなら、GPSウォッチをお忘れなく。
まだ手に入れていない方は以下の記事で選び方を参考にしてみて下さい。
また、本栖湖は淡水のため、沈みやすいためライフジャケットを着用して安全にウインドサーフィンを楽しみましょう。
ライフジャケットの選び方は以下の記事でご紹介しています。
フォイルの方も多いのでヘルメットがあれば安心です。
琵琶湖のゲレンデについては以下の記事でご紹介してます。
沖縄のゲレンデについては以下の記事でご紹介しています。
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