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ウインドフォイルは難しい?初心者でも安心して楽しむ乗り方とコツ

ウインドサーフィンでフォイルをしている様子
  • 「ウインドフォイルって本当に難しいの?」
  • 「初めてでもうまく乗れるコツはあるの?」

このような疑問をお持ちの方へ、この記事で解決策を提供します。

ウインドフォイルは、水上を滑る感覚と空を飛ぶ興奮を一度に味わえる魅力的なウォータースポーツです。

HARU

独特の浮遊感は、まるで魔法の絨毯にのっているような感覚で、ウインドサーフィンとはちょっと違った気持ちよさがあります。

また、ウインドサーフィンでプレーニングできないような風の弱いコンディションでもプレーニングができるため、フォイルを持っていれば遊べる幅が広がりますよね。

しかし、「ウインドフォイルは難しいのでは?」と感じる初心者の方も多いでしょう。

また、「初めてでも安全に楽しめる方法はあるの?」という疑問を持っている方もいるでしょう。

この記事では、ウインドフォイルの基本的な乗り方や難しさ、そして初心者でも安心して楽しめるコツについて詳しく解説します。

この記事を読めば、ウインドフォイルの難しさを理解し、初心者でも安心して楽しめる乗り方のコツを掴むことができます。

この記事は、実際のウインドフォイルの経験をもとに、安全対策や注意点も詳しく解説します。

これにより、初心者の方でも安心してウインドフォイルを楽しむための知識が得られます。

ウインドフォイルを乗り方やコツを知りたい方はぜひ、最後まで読んでみて下さい。

目次
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ウインドフォイルは難しい?

ウインドフォイルは難しいのでしょうか?

結論、風に対して道具のサイズが合っていれば、浮くこと自体は簡単ですが、浮いたあとのコントロールが難しいです。

それでは、詳しく解説していきましょう。

思ったように浮かない

HARU

フォイルなら何でも浮くと思っていませんか?

せっかくフォイルを買ったのに、浮かないって方、実は結構いらっしゃいます。

まず、浮かせるためには、風速に合ったセイルとフォイルを選ぶことが必要です。

浮かないってことにならないためには、フロントウイングのサイズが大きいものを選ぶ必要がありますね。

具体的には、フロントウイングが700㎠程度のものは微風では浮きにくいです。

微風でもプレーニングしたいなって方は、フロントウイングが1700㎠を選ぶとよいでしょう。

適切なサイズを選べば1日目から浮くことが可能です。

むしろ、浮くこと自体は簡単ですが、浮いた後に制御するのが難しいですね。

逆に浮きすぎて水面からフォイルが飛び出す

浮いたものの、浮きすぎて制御不能になるパターンよくあります。

HARU

まるでロディオマシンに乗ったようにコントロール不能になるので難しいです

マストの長さが80cmであれば、その高さから水面に落下することとなり、非常に恐ろしい体験をしますね。

そうならないためにも、今の内にしっかりポイントをしっかり押さえておきましょう。

水面からフォイルが飛び出すのには、いくつかの原因があります。

水面からフォイルが飛び出す原因
  • 風速に対してセイルが大きい
  • 風速に対してフォイルのウイングが大きい
  • 風がガスティ
  • フォイルのウイングのセッティングが間違っている

風速に対して、セイルサイズやフォイルのウイングサイズが大きいと、当然オーバーとなり、コントロールが難しくなります。

この場合は、正しいサイズを選ぶことにより対処できます。

また、風がガスティーで、急な突風が来た場合、そのタイミングでコントロールできずに水面からフォイルが抜けてしまうことがあります。

川などのガスティーな場所では、安定して乗ることが難しいので、初心者の内は安定した風が吹くゲレンデや、サーマルの風などで練習するとよいでしょう。

それから、一部のモデルでは、リアウイングの取り付け位置をセッティングできるものがあり、浮き上がりやすいセッティングになっている可能性があります。

例えば、Starboardには微風用のSUPER CRUISERというラインナップがありますが、リアウイングの取り付け位置を調整できます。

リアウイングの位置を後ろに付けると浮き上がりにくくなり、劇的に走りが安定します。

変更前(浮きすぎる)

フォイルのウインドを前方に取り付けた状態

変更後(安定)

フォイルのウイングを後方に取り付けた状態

ウインドフォイルを初めて乗るコツ

ウインドサーフィン自体が初めての場合は、いきなりフォイルにに乗るのは難しいです。

逆に、ウインドサーフィン経験者で、プレーニングができる方であれば、すぐにフライト可能す!

ウインドサーフィンが初めての場合

ウインドサーフィンが初めての方は、いきなりボードにフォイルを取り付けるのではなく、まずはフィンを取り付けて練習してから行うのがいいです。

なぜなら、ウインドサーフィンは大変難しいスポーツなので、ボードに乗る感覚やスピードに慣れていないと、大変怖い思いをすることになります。

フォイルを始める目安としては、フィンでプレーニングできるようになってから始めるのが、スピードにも慣れてよいです。

また、基本的にフォイルボードには、ディープタトルフィンが装着できるので、まずはフィンを取り付けて練習してみましょう。

ですが、ウインドサーフィンが初めての方は、いきなり道具を揃えるのではなく、体験スクールがいいでしょう。

半日5000円くらいからで体験できるところが多いです。

基本的な乗り方とコツ

ウインドサーフィンの経験者で、プレーニングが可能な方は、その日の内に浮くことはできるでしょう。

ただし、風速に見合った道具を選んでおくことが前提条件となります。

それでは、基本的な乗り方を、手順を交えて解説していきましょう。

ウインドフォイルの乗り方とコツ

STEP
セイルアップ

フォイルが底に付かない深さまで歩いて移動し、セイルアップをします。

STEP
ブローがきたら風下にボードを下らせる

プレーニングの体勢に入ります。

STEP
前足のストラップに足を入れてパンピング

フォイル用のボードは非常に安定しているので、ノープレーニング状態で、簡単に前足にストラップが入れられます。

風が弱い時にはパンピングすると浮きやすいですが、一方で風が強いときは、セイルに風を入れると自動で浮き上がります。

STEP
8の字を描くようにする

ボードを風下に下らせて、セイル引き込んで、また下らせて引き込んでの繰り返しで、8の字のようなリズミカルな動きをすると、浮きやすくなります。

パンピングはしんどいですが、この方法だと楽に浮けます。

STEP
ハーネスをかける

浮いたらハーネスをかけます。

強風の場合は両足をストラップに入れた後に、ハーネスをかけた方が安全な場合もあります。

STEP
リアストラップに足を入れ

ブームにぶら下がって前に飛ばされないよう注意して、リアストラップに足を入れます。

STEP
低空飛行を維持する

浮いた後ですが、浮き上がりすぎると、水面からフォイルが飛び出て落下するので、そうならないために、なるべくボードを前足で押さえて低空飛行を維持するようにします。

以上が、ウインドフォイルの乗り方とコツの解説でした。

安全に乗るために、初心者の方が特に気を付けておきたいポイントがいくつかあるので、これから説明していきます。

安全にウインドフォイルを楽しむための注意点

ウインドフォイルを安全に楽しむためには、いくつかの注意ポイントがあります。

絶対にブームから手を離さない

フォイルは危険だと認識されているかたも多いですが、ウインドフォイルは比較的安全です。

なぜなら、ブームを掴んでいる限り、ボードの下に体が入り込むことはないからです。

なので、沈する場合は、ブームを掴んだままにしましょう。

慣れるまでハーネスはかけない

浮いた感覚になれるまでは、ハーネスをかけない方が安全です。

ハーネスをかけているとスピードが出すぎたり、水面からフォイルが出たり制御不能になりやすいからです。

慣れるまでの間は、ハーネスをかけないようにしましょう。

徐々に慣れてきたら、ハーネスをかけても問題ありませんが、いざという時にハーネスがすぐに外せるようにしておきましょう。

具体的には、ハーネスは少し長めにしておくか、ブームの取り付け位置を低めにしておくとよいです。

完全に慣れた場合は、ハーネスは元の長さにして、ブームの高さも元の高さに戻します。

慣れるまではリアストラップには足を入れない

慣れるまではリアストラップに足を入れないようにしましょう。

両足をストラップに入れた状態で、フォイルが水面から飛び出した場合、うまく着水できなければ大変危険です。

フォイルが水面から浮き出て着地する感覚を何度か経験して、安全に着地できるようになってから、リアストラップに足を入れるようにしましょう。

保護具を着用する

フォイルは鋭利なので危険です

もしもの時に、ヘルメットインパクトベスト、マリンブーツを装着おくと安心です。

水深が深いところで遊ぶ

浅い個所に乗り上げると、前に飛ばされて大変危険です。

一撃でボードのノーズがバキバキに割れます。

必ず水深が深いところでしましょう。

潮が引いたときは、特に注意が必要です。

ボラがいない場所でやる

ボラによる被害多いです。

フォイルにボラが接触すると、その反動で急ブレーキがかかり前に飛ばされてしまいます。

回避するのは難しいかもしれませんが、ボラが少ない時期や場所を選ぶとよいでしょう。

ウインドフォイルの選び方

そもそもウインドフォイルを始めようと思ったきっかけって何でしょうか?

ウインドサーフィンではプレーニングできないような風の弱い日でも、プレーニングして楽しみたいという方が多いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

また、宙に浮く感覚を味わってみたい、スピードを楽しみたいという方もいらっしゃるでしょう。

なので、目的によって選ぶフォイルは変わります。

とにかく、微風の時もウインドサーフィンを楽しみたいって方は、StarboardのSUPER CRUISERアルミで十分でしょう。

実際に、風速4.0mあればプレーニングできます。

9.4㎡のセイルの組合せで体重が65kg程度であれば、風速4mでもプレーニング出来ます。

ですが、走行スピードでは、レースモデルのGTRプラスにかないません。

スピード重視の方は、フリーレースモデルのカーボンマストなどの高品質なものを初めから選んでおくと失敗がないでしょう。

ウインドフォイル用ボードの選び方

初心者の場合は、フリーライドのフォイル専用ボードを選びましょう。

楽に浮けて、安定した高速飛行が自然にできる設計になっています。

スピード重視の方は、レース用のフォイルにレース用のフォイルボードを選んでおくと相性がいいでしょう。

なるべく同じメーカーや、ジャンルで組み合わせるのがポイントですね。

ですが、初心者の方が、いきなり新品でボードを買うのはもったいないです。

なせかというと、フォイルを乗っていると、浅瀬に引っかかったり、ボラや浮遊物に引っかかったりして、前に飛ばされるアクシデントがよくあります。

その場合、たいていボードのノーズが割れます。

なので、新品で手に入れたボードが割れるとショックが大きいので、中古品を買うか、ノーズカードをしっかり付けて対策をおこなっておきましょう。

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ウインドフォイルは難しい?まとめ

以上、ウインドフォイルの難しさの解説と、乗り方のコツでした。

ウインドサーフィンが自体が初めての方は、いきなりウインドフォイルをするのではなく、ボードにフィンを取り付けて練習してからにしましょう。

思ったように浮かない場合や、反対に浮きすぎて難しいと感じた場合は、風の強さに合ったサイズを選びます。

浮きすぎの場合、リアウイングの位置で劇的に乗りやすくなる場合があるので、調整可能か確認しておくとよいです。

ウインドフィルは、風に対してサイズさえ合っていれば、浮くこと自体は簡単ですが、浮いた後にコントロールをすることが難しいです。

ウインドフォイルの練習をするには、ヘルメットがあれば安心できますよ。

インパクトベストも着用すると防御力アップです。

コントロール不能になってボードがバキバキになるので中古のボードを選ぶことをおすすめします。

中古のボードでいいかなって思った方は、以下の記事でウインドサーフィンの中古品を網羅的に紹介しているので合わせて読んでみて下さい。

まだ、ウインドサーフィンの道具をこれから揃えたい方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

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