風予報アプリといえばWindyが有名ですよね。
私の周りでも多くの方がWindyを使っており、私自身も有料会員として利用して満足しています。
でも、いざアプリをダウンロードしようとしたときに、似たような名前のアプリが2種類出てきて、「どっちを選べばいいんだろう?」と迷ってしまいませんか?
もしかしたら、今まさにその場面かもしれませんね。
- うぃんでぃー(Windy.App)
- Windy.com
この記事では、現役ウインドサーファーの私が、両方のアプリを有料版も含めて実際に使ってみた体験をもとに、違いをどこよりも詳しく比較して解説していきます。
さらに、ネットでは「勝手に課金される」なんて口コミもありますが、そんな不安を抱えているあなたのために、Windyが詐欺アプリなのかも徹底的に検証してきました。
「どちらを選べばいいの?」と迷っている方や、無料で安心して使いたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Windyのアプリが2種類あるけど違いは何?
2種類のアプリの違いを、特に重要な14のポイントに絞って徹底的に比較しました。
それぞれのアプリの違いをしっかり把握できるようにまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
①運営会社の違い
結論、2種類のアプリは、それぞれ別の会社が運営しており、全く異なるアプリです。
アプリ名 | 創立年 | 本社 | Appleアプリ評価 |
---|---|---|---|
Windy.com | 2014年 | チェコ | 4.7点(42万) |
Windy.app | 2015年 | アメリカ | 4.5点(31万) |
Windy.comとWindy.appはどちらも長い運営歴を持ち、Appleのアプリストアで高評価を獲得しています。
日本ではWindyと言えば一般的にWindy.comを指すことが多く、知名度も高いです。
一方、Windy.appは日本では評判が悪く、「詐欺アプリ」と誤解されることもあります。
しかし、Windy.appは世界気象機関(WMO)から「国際ウェザーアプリ賞」を受賞しており、スポーツやアウトドア活動向けの天気情報に特化したアプリとして国際的には高い評価を得ています。
②予報モデル数の違い
天気予報は常に完ぺきではないため、複数の予報モデルを比較して確認することが大切です。
無料プランでは、Windy.comは4つの予報モデルを使用することができますが、Windy.appでは1つの予報モデルにしか対応していません。
ただし、有料プランにすると、どちらのアプリでも使用できる予報モデルは4つに増えます。
無料で4つの予報モデルを使えるWindy.comに分がありますね。
プラン | Windy.com | Windy.app |
---|---|---|
無料 | 4 | 1 |
有料 | 4 | 4 |
③予報モデルの違い
天気予報で最も重要なことは予報が当たることではないでしょうか。
予報の精度には、使用する予報モデルに大きく依存します。
両アプリともに4つの予報モデルが使用できますが、そのうち3つは同じものです。
残り1つについては、Windy.comの方がより有名で信頼性の高いMSMというモデルを採用しています。
それぞれの予報もモデルについて見てみましょう。
両方のアプリには多くの予報モデルが搭載されていますが、日本に対応しているモデルはそれぞれ4つずつに限られています。
予報モデル | Windy.com | Windy.app | 対象 | ||
---|---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | ||
GFS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 全世界 |
ECMWF | 〇 | 〇 | × | 〇 | 全世界 |
MSM | 〇 | 〇 | × | × | 日本 |
ICOM | 〇 | 〇 | × | 〇 | 全世界 |
EXP3 | × | × | × | 〇 | 沿岸部 |
HRDPS | × | × | × | △ | カナダ |
UKV2 | × | × | × | △ | イギリス |
HRRR | △ | △ | × | △ | 北米 |
NAM | △ | △ | × | △ | 北米 |
AROME | △ | △ | × | △ | フランス |
ICON-D2 | △ | △ | × | △ | ヨーロッパ |
ICON-EU | △ | △ | × | × | ヨーロッパ |
ACCESS | △ | △ | × | × | オーストラリア |
精度が高いとされるGFS、ECMWF、ICONの3つの予報モデルは、どちらのアプリにも対応しています。
日本対応の予報モデルを人気や信頼度の高い順に並べると、以下のようになります
- ECMWF
- GFS
- ICOM
- MSM
ECMWF は、米国発祥の GFS と並ぶ、世界 2 大気象予報モデルの 1 つですが、すべてのモデルの中で最も信頼性が高いと考えられています。つまり、現在、世界や自分の住んでいる都市や地域の天気予報を見ている場合、それはおそらくこの 2 つのモデルのいずれかによるものです。
引用:Windy.app-ECMWF気象モデルとは何か、どのように機能するか
ICON13 は、同じ ECMWF とアメリカの GFS に次いで世界で 3 番目に人気のある全球気象モデルであり、これらと競合しています。
引用:Windy.app-ICON気象モデルとは何か、どのように機能するか
MSMは日本特化の予報モデルですが、他のグローバルモデルと比べて精度が低く、風が弱めに予報されることが多いです。
一方、EXP3という予報モデルについては十分な情報が見つかりませんでした。
④予報モデルの解像度
次に、日本対応の予報モデルにおける解像度の違いを見てみましょう。
一般的に、予報モデルでは解像度が高い方が精度が優れていると言われています。
解像度は数値が低いほど高く、より詳細な予報が可能になります。
予報モデル | Windy.com | Windy.app | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
GFS | 22km | 22km | 27km | 27km |
ECMWF | 9km | 9km | – | 14km |
MSM | 5km | 5km | – | – |
ICOM | 13km | 13km | – | 13km |
EXP3 | – | – | – | 3km |
同じGFSやECMWFを使用していても、Windy.comの方が解像度が高いことが確認できます。
解像度について
引用元:weathernews-北京の天気予報の20kmと5kmメッシュの比較
まず、解像度とは、天気予報がどれくらい細かくエリアを分けて天気を予想するかということです。
解像度が高いほど、細かい地域ごとの天気がわかります。
この画像は、天気予報の解像度の違いを示していて、左側は1つのマスが20km四方を表し、大きなエリアで同じ天気が予報されていますが、右側は5km四方のマスで、より細かいエリアごとの天気がわかります。
解像度が高いほど、細かい地域で異なる天気を予測できるため、どこが晴れでどこが雨かをより正確に把握できます。
⑤予報日数
長期の予報が確認できると、計画を立てやすいですよね。
両アプリの予報日数を比較したところ、無料プランでも同等の機能を提供しています。
予報モデル | Windy.com | Windy.app | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
ECMWF | 10日 | 10日 | – | 10日 |
MSM | 5日 | 5日 | – | – |
GFS | 10日 | 10日 | 10日 | 10日 |
ICOM | 7日 | 7日 | – | 7日 |
EXP3 | – | – | – | 10日 |
どちらも無料で一定の日数まで予報が確認できますが、Windy.comではECMWF、GFS、ICONのモデルを使用する際に、ある日数を超えるとWindyのロゴが表示され、画面が少し見にくくなることがあります。
ただし、風速予報の精度自体は変わらないため、無料でも十分に活用できると言えるでしょう。
⑥予報モデルの更新頻度
更新頻度が高いほど、より最新の天気情報を得ることができます。
有料プランで比較した場合、同じ予報モデルを使用していても、Windy.comの方が更新頻度が高いことが分かりました。
予報モデル | Windy.com | Windy.app | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
ECMWF | 12-13時間 | 6-7時間 | – | 12時間 |
MSM | 12-13時間 | 3-4時間 | – | – |
GFS | 6-7時間 | 6-7時間 | 6時間 | 6時間 |
ICOM | 12-13時間 | 6-7時間 | – | 12時間 |
EXP3 | – | – | – | 不明 |
⑦予報間隔
予報の間隔が短いほど、より詳細な情報が得られて安心ですよね。
無料プランでは、両アプリとも3時間間隔の予報ですが、Windy.comの有料プランでは1時間ごとの予報が確認できるようになります。
私が課金を決めた理由の一つも、まさにこの点です。
3時間ごとの予報では、ウインドサーフィンをするのには少し情報が物足りないと感じました。
予報モデル | Windy.com | Windy.app | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
ECMWF | 3時間 | 1時間 | – | 3時間 |
MSM | 3時間 | 1時間 | – | – |
GFS | 3時間 | 1時間 | 3時間 | 3時間 |
ICOM | 3時間 | 1時間 | – | 3時間 |
EXP3 | – | – | – | 3時間 |
⑧風速の桁数が違う
風速の表示に関しては、両アプリで違いがあります。
Windy.app | Windy.app |
---|---|
整数 | 小数点第一位 |
Windy.appでは小数点第一位まで表示されるため、より詳細な風速の予報を確認することが可能です。
⑨使いやすさ
アプリの使いやすさはとても重要ですよね。
Windy.comでは、スワイプするだけで地図が移動し、風速や波高、潮流がすぐに確認できるため、直感的でスムーズな操作が可能です。
一方、Windy.appでは、スワイプした後にさらに地点をクリックする必要があり、操作手順が1回多くなります。
そのため、Windy.appは少し煩わしさを感じるかもしれません。
Windy.appは地点ごとにクリックしないと風速が見れないので使いにくいです。
ウインドサーフィンをする場所を決める際には、風速や波高、潮流がすぐに確認できる方が便利に感じます。
⑩波高とうねり
Windyでは、無料で波高とうねりを確認することができます。
一方、Windy.appでは有料でもうねりしか確認できません。
予報モデル | 波 | うねり | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
Windy.com | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Windy.app | × | × | × | 〇 |
⑪流れ
海の流れは非常に重要な指標です。
風の向きと海の流れが一致すると、流されるリスクが高まります。
そのため、流れを確認できることは非常に大切です。
Windy.comでは、無料で潮流や海流を確認することができます。
予報モデル | 潮流 | 海流 | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
Windy.com | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Windy.app | × | × | × | 〇 |
⑫ウェブブカメラ
Windy.comでは、ウェブカメラ機能が利用できます。
もしゲレンデ近くにウェブカメラが設置されていれば、海面のブローや白波の様子をリアルタイムで確認できるかもしれません。
予報モデル | ウェブカメラ | |
---|---|---|
無料 | 有料 | |
Windy.com | 〇 | 〇 |
Windy.app | × | × |
⑬過去の予報
Windy.appでは、過去10日間の予報データを確認できる機能があります。
この機能は、ゲレンデの風速の傾向を把握したり、過去の天気状況を参考にする際に役立つかもしれません。
一方、Windy.comには過去の予報を確認する機能がありませんので、過去データを見たい場合はWindy.appが便利です。
予報モデル | 無料 | 有料 |
---|---|---|
Windy.com | × | × |
Windy.app | 〇 | 〇 |
⑭コスパ
有料プランの料金を比較すると、Windy.comの方がリーズナブルですね。
予報モデル | 1年間購入 | サブスク/1年間 | 買い切り |
---|---|---|---|
Windy.com | 4500円 | 2000円 | – |
Windy.app | 12000円 | – | 22000円 |
Windy.appでは7日間のトライアル後、4,900円のサブスクリプションとなります。
なぜか12,000円ではなく4,900円となっていました。
さらに、Windy.appでは利用可能なプランが複数あり、価格にも大きな差がありますが、この料金の違いについては詳しい理由が明らかになっていません。
Windyのアプリはどっちがおすすめ?
もしどちらのWindyアプリを選ぶべきか迷っているなら、特に日本で使用する場合はWindy.comをおすすめします。
無料・有料プラン問わず、機能の充実度や使い勝手においてWindy.comが優れていると言えるでしょう。
14の比較項目中、11項目でWindy.comが勝っている結果となりました。
私自身もWindy.comの有料会員として利用していますが、無料版でも十分満足できる機能が揃っているため、コストパフォーマンスも高いです。
そのため、どちらか一方を選ぶなら、Windy.comが最適な選択です。
比較項目 | どちらが優れているか |
---|---|
運営会社 | Windy.com |
予報モデル数 | Windy.com |
予報モデルの違い | Windy.com |
予報モデルの解像度 | Windy.com |
予報日数 | 同等 |
予報モデルの更新頻度 | Windy.com |
予報間隔 | Windy.com |
風速の桁数 | Windy.app |
使いやすさ | Windy.com |
波高とうねり | Windy.com |
流れ | Windy.com |
ウェブカメラ | Windy.com |
過去の予報 | Windy.app |
コスパ | Windy.com |
一方、Windy.appのメリットは主に2点で、風速の桁数がより詳細に表示される点や、風速に応じたセイルサイズの目安が表示される点が挙げられます。
ただし、セイルサイズは体重による影響が大きいため、あくまで参考程度に考える必要があります。
※Windy.appのメリット:風速に応じたセイルサイズの表記
ただ、Windy.appはインストール時に有料登録を勧められることがあるため、利用時には注意が必要です。
Windyは無料で使える?有料機能も徹底解説
結論、Windy.comとWindy.appのどちらのアプリも無料で使用できます。
特にWindy.comは、無料でもほとんどの機能が使えるため、非常におすすめです。
Windy.comの有料機能
Windy.comの有料会員になる主なメリットは、更新頻度が高く、予報の間隔が短くなることの2点です。
天気予報は更新されるたびに内容が変わるため、常に最新情報を確認できることは大きな利点です。
また、1時間ごとの詳細な予報が確認できると、計画を立てやすくなります。
予報モデル | 更新頻度 | 予報間隔 | ||
---|---|---|---|---|
無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
ECMWF | 12-13時間 | 6-7時間 | 3時間 | 1時間 |
MSM | 12-13時間 | 3-4時間 | 3時間 | 1時間 |
GFS | 6-7時間 | 6-7時間 | 3時間 | 1時間 |
ICOM | 12-13時間 | 6-7時間 | 3時間 | 1時間 |
ただし、更新頻度や予報間隔に特にこだわらない場合は、無料プランでも十分に満足できるでしょう。
それほどまでに、Windy.comの無料版は高機能なアプリです。
Windy.appの有料機能
Windy.appの有料プランでは、使用できる予報モデルの数が1個から4個に増えます。
また、有料になることで、うねりや流れの情報も確認できるようになります。
項目 | 無料 | 有料 | |
---|---|---|---|
予報モデル | ECMWF | × | 〇 |
EXP3 | × | 〇 | |
GFS | 〇 | 〇 | |
ICOM | × | 〇 | |
うねり | × | 〇 | |
流れ | × | 〇 |
しかし、Windy.comと比較すると、Windy.appの予報モデルの精度はやや劣っていると言えます。
その理由は以下の通りです。
- EPX3とEMSを比較した場合、EMSの方が有名で信頼性の高い予報モデルです。
- ECMWFとGFSの解像度が、Windy.comの無料版と比べても低い。
- 更新頻度はWindy.comの無料版と同じで、特に優位性はありません。
- Windy.comでは、無料で波高に加えてうねりも確認できる。
- Windy.comでは、無料で潮流や海流など詳細な流れの情報も確認可能。
そのため、私の見解では、Windy.appに課金するメリットはほとんど感じられません。
課金しても、Windy.comの無料機能と比べて劣る部分が多いためです。
勝手に課金されるってホント?
Windy.comについては、私も普段から使っていますが、勝手に課金されるといった問題はなく、安心して利用できています。
一方、Windy.appについては、意図せず課金されるケースがあるようで、詐欺アプリだとするコメントが目立つこともあります。
ただ、Appleのアプリストアでのデベロッパー(開発者)の対応を見ると、個別に丁寧な回答をしており、状況によっては払い戻しも可能とされています。
そのため、詐欺アプリというわけではなさそうです。
実際に私も無料で問題なく使用できましたし、ウインドサーフィン仲間の中にもWindy.appを好んで使っている人がいます。
とはいえ、実際にダウンロードしてみると、意図せず課金してしまう可能性があるポイントがいくつかありましたので、その点を次に紹介します。
アプリをインストールする際の注意点
アプリのインストールする際の注意点をAppleアプリの画面を用いて解説します。
まずは、サイドボタンのダブルクリックでインストールを開始します。
いくつかの質問に答えてインストールを完了させます。
インストールが完了すると、有料へのオファーがあります。
ここで選択肢が5つありますが、無料で使用したい場合は必ず①の×印をクリックしてください。
一見、⑤の「無料で試す」を押すと無料で使えそうですが、これは「トライアルを無料で試す」という意味合いです。
試しに⑤を押したらどうなるか確認してみましょう。
はい、このように無料トライアルのオファーの画面になりました。
また、無料トライアルを試したい場合は、②の「使用終了前に通知」をONにして③のボタンをクリックしてください。
通知をONにしていないと気付かない内にトライアルの期間が終わっていたとなってしまうリスクが高まります。
トライアルを利用しない場合は、①の×印を押すとまたひとつ前の画面に戻ります。
トライアルを利用せず、無料で使用する場合は×印を押してインストール完了となります。
このように、有料オファーの画面で、誤って無料トライアルに申し込み、トライアル期間が過ぎて自動的に有料会員になってしまい、「騙された」と感じてしまうケースがあるのではないかと思われます。
無料体験内にサブスク解除
トライアル期間中であれば、いつでもサブスクリプションを解除でき、その後料金が発生することはありません。
トライアル中にお試しで使ってみて、サブスクを解除したい場合は、以下の手順で解除しておきましょう。
Windyの精度は?実際に使ってみた感想
結論として、Windyの風向き予報は非常に正確ですが、風速については若干高めに予報される傾向があります。
また、地形特有のサーマル風が予報に反映されていないため、実際の風速が予報より強くなることがよくあります。
Windyの精度がどれくらい正確なのか、気になりますよね。
私は気象予報士でもありまあせんし、過去の風速データを記録しているわけではありません。
したがって、ここでお話しするのはあくまで感覚値に基づくものです。
しかし、私は普段からウインドサーフィンをしており、毎日風予報を欠かさずチェックしています。
さらに、ウインドサーフィンをする際には実際の風速を風速計で測定しています。
この経験をもとに、風向き、風速、サーマルの3つの視点から、Windyの精度について感じていることをお伝えします。
風向き
風向きについては、かなり正確だと感じています。
特に、ECMWFモデルは精度が非常に高く、信頼できる印象です。
風速
風速については、ECMWFやGFSモデルは予報値が実際よりも少し高めに出る傾向があります。
おそらく0.5m/sほど高いと感じることが多いです。
また、EMSモデルは逆に風速が低めに予報されている印象です。
サーマル
Windyの予報では、地形特有のサーマル風が考慮されていないように感じます。
サーマルが発生する場所では、予報よりも強い風が吹くことが多く、例えば3m/sの予報でも実際には5m/sほどの風が吹くことがよくあります。
WindyアプリFQA
- Windy.comのプレミアムアカウントは買い切りですか?
-
いえ、Windy.comは買い切りではありません。
Windy.comには2つの有料プランがあります。
- 年間サブスクリプション:2000円/年
- 1年間購入:4000円/年
1年間購入を選ぶと、その期間のみ使用でき、1年後には自動的に利用できなくなります。
サブスクリプションに比べて値段は高めですが、更新が自動で行われないため、意図せず契約が続いてしまう心配がない点がメリットです。
ちなみに、私は年間サブスクを契約しています。
料金が1年間購入と比べて安いためです。
- Windyアプリは無料ですか?
-
WindyアプリはWindy.comとWindy.appの2種類ありますが、どちらも無料で利用可能です。
ただし、一部の機能は有料となっているため、その点に注意が必要です。
- WindyとWindy Premiumの違いは何ですか?
-
Windy Premiumでは、更新頻度が高く、予報の間隔が短いという違いがあります。これにより、より詳細で最新の予報が確認できるようになります。
- Windyアプリはどこの国のものですか?
-
Windy.comはチェコで、Windy.appはアメリカになります。
- 「Windy」のカタカナ読みは?
-
カタカナでは「ウィンディ」と読むことが一般的です。
Windy2種類のアプリ違いまとめ
この記事では、Windy2種類のアプリの違いを徹底的に検証してきました。
- Windy.com
- うぃんでぃー(Windy.app)
どっちがいいのか迷っている場合は、Windy.comの無料版をおすすめします。
ほとんどの機能が無料で使え、Windy.appの有料版より優れている点が多いからです。
もし予報モデルの更新頻度や予報間隔をさらに詳しく知りたいという方は、Windy.comの有料プランも検討する価値があります。
私も実際に課金していますが、コスパが良く、ウインドサーフィンの風予報にとても役立っています。
天気予報は完璧ではないため、複数の予報を確認することが大切です。
他にも、ウインドグルやYahoo!天気、マピオンなどが信頼できる予報ツールとしておすすめです。
特にウインドサーファーにはウインドグルが人気のアプリです。
ただし、英語表記のため使い方に少し慣れが必要です。
ウインドグルの使い方やゲレンデ情報については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
また、ウインドサーフィンでセイルサイズを決める際は、天気予報だけではなく、実際の風速を測定することも重要です。
風速計ランキングは以下の記事を参考にしてみてください。
また、風速に対して最適なセイルサイズに迷っている方は、以下の記事で風速とセイルサイズの関係について詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。
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