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サーフブーツの簡単な修理方法|穴が開く原因も解説

サーフブーツの修理方法を公開

ウインドサーフィンをしていると、サーフブーツに穴が開いてしまうこと、ありますよね?

  • 「まだ使えるのに、ちょっとした穴で捨てるのはもったいない」
  • 「簡単に修理する方法があればいいのに」

こんな風に思ったことはありませんか?

しかし、穴を放置して使い続けると、水や砂が入ってきて不快なだけでなく、鋭利なものを踏んだ時に足を傷つける危険性もあります。

この記事では、簡単にできるサーフブーツの修理方法を実例をもとに解説します。

また、ブーツに穴が開く主な原因と、その対策についてもお伝えします。

さらに、修理が可能なケースと、残念ながら買い替えが必要な場合の基準についてもお話しします。

これを読めば、サーフブーツの応急処置ができるでしょう。

この記事は、特にサーフブーツを簡単に修理して、少しでも長く使いたいウインドサーファーに向けた内容です。

手軽に修理をして、ブーツを長持ちさせたい方にぴったりの内容です。

サーフブーツの簡単な修理方法を知りたい方は、ぜひこの先を読み進めてください。

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目次

サーフブーツの修理方法

サーフブーツの修理方法

それでは、私が実際に修理した方法をご紹介します。

O’NEILLのMUTANTを自転車パンク修理キット(パナレーサー)で修理

今回は、冬用サーフブーツ(厚さ4mm)のO’NEILL MUTANTを修理した方法をご紹介します。

使用したのは、自転車用パンク修理キットの中でも、Amazonで1カ月に1000個以上売れている「パナレーサー」を使用した実例です。

従来のパンク修理キットではゴムのりを使用するのが一般的でしたが、こちらはテープで貼るだけの簡単な方法です。

修理手順

穴が開いている個所は親指付近です。

触った感じでは、表面が擦れてかなりゴムの生地が薄くなっています。

サーフブーツの修理手順1

サーフブーツの裏側には穴が開いていません。

この状態のブーツを修理していきます。

サーフブーツの修理手順2

今回使ったのは、Amazonで1カ月に1000個も売れている、パナレーサーの自転車パンク修理キットです。

サーフブーツの修理手順3

中身は以下の4点です。

  • 日本語の説明書
  • 320番の紙やすり
  • 補修テープ6枚
  • ケース
サーフブーツの修理手順4

補修テープのサイズを測定したところ、23mm×23mmでした。

サーフブーツの修理手順5

補修テープの厚みは0.3mmでした。

かなり薄いので、2枚重ねて使うのがよいかと思われます。

サーフブーツの修理手順6

付属の紙やすりで穴が開いてる個所を軽く研磨します。

縦方向、横方向、斜めの方向に向けて削るとテープの貼り付きがよくなります。

サーフブーツの修理手順7

研磨が完了しました。

サーフブーツの修理手順8

乾いたティッシュで表面の研磨くずを除去します。

サーフブーツの修理手順9

補修テープを実際に貼っていきます。

サーフブーツの修理手順10

2か所補修テープを貼ったものがこちらの画像です。

サーフブーツの修理手順11

親指の個所はブーツの生地が薄くなっていたので、2枚重ねで貼ってみました。

サーフブーツの修理手順12

とても簡単に修理出来ました。

ブーツの生地が薄くなっている問題は解決できませんが、穴を塞ぐという面では、目的を達成することができました。

水や砂の進入を防ぐことができるでしょう。

▼修理キットを手に入れる▼

使用感はどうなの?

パンク修理キットで修理した後に、実際に使ってみた感想ですが、水や砂の進入がなくなりました。

修理箇所にも違和感はなく、グリップ力も変わらず快適に使用できました。

修理後の耐久性はどれくらい?

▼1回使用後▼

少しリペアフィルムの端が剥がれていますが、大きな問題はないと考えられます。

▼2回使用後▼

リペアテープの縁の剥がれが少し進行してきましたが、まだ使えます。

修理後2回使用

▼3回使用後▼

徐々に剥がれが進行してきています。

サーフブーツが修理できる基準

サーフブーツの修理基準

サーフブーツの寿命を延ばすためには、適切なタイミングで修理を行うことが重要です。

以下に修理が可能なケースや注意点をまとめました。

修理が可能なケース

  1. 小さな穴や裂け目の場合
    • 穴が小さく、まだ内側まで完全に貫通していない場合は修理が可能です。
  2. 摩耗が進行している箇所
    • 表面が薄くなり、穴が開きそうな状態のときに補強を行うことで、さらなる損傷を防ぐことができます。
  3. 素材が柔軟性を保っている場合
    • ネオプレン素材が硬化しておらず、まだ柔軟性がある場合、修理後も快適に使用できる可能性が高いです。

修理が難しいケース

  1. 大きな穴や貫通した損傷
    • 穴が内側まで完全に貫通している場合は、防水性や耐久性を回復させるのが難しく、交換を検討する方が現実的です。
  2. 素材の劣化
    • ネオプレンが硬化している、裂け目が広範囲に及んでいる場合は、修理しても性能を回復させるのは困難です。
  3. 縫い目や接合部分の破損
    • 縫い目や接合部分の破損

サーフブーツに穴が開く原因

サーフブーツに穴が開く原因

サーフブーツに穴が開く主な原因は「摩耗」と「鋭利なものを踏むこと」です。

これらの原因を知ることで、どうすれば穴を防げるのかが見えてくるはずです。

以下に具体的な原因と事例を詳しく解説します。

傾向調査

これまでに穴が開いたサーフブーツの情報を整理しました。

ブーツ種別右足左足摩耗有無穴の位置
O’Neill MUTANT4mm①穴あり穴ありあり親指
O’Neill MUTANT4mm②穴なし穴ありあり親指
FELLOW 忍者足袋ソックス3mm穴なし穴ありあり親指
FELLOW 忍者足袋ソックス5mm穴なし穴ありあり親指

親指部分に穴が開くケースが多いことがわかります。

O'Neill MUTANT4mm①
O'Neill MUTANT4mm②
FELLOW 忍者足袋ソックス3mm
FELLOW 忍者足袋ソックス5mm

原因①サーフブーツの摩耗による劣化

サーフブーツの摩耗

サーフブーツの穴が開く最大の原因は、摩耗です。

ウインドサーフィンのボード表面には、滑り止め加工(ノンスリップ加工)が施されています。

この加工により、ボードとの接触でブーツの裏側が削れやすくなります。

特に、親指部分が穴の開きやすいポイントです。

ジャイブ時にはボードに強い圧力をかけるため、親指部分に集中して摩耗が進むと考えられます。

これが結果的に穴の発生につながるのです。

原因②硬い鋭利なものを踏んでしまう

ウインドサーフィンをする場所が、必ずしもきれいな砂浜とは限りません。

鋭い石や刈り取られた草の茎など、ブーツに穴を開けるリスクとなるものがあちこちに潜んでいます。

硬いものを踏んでしまえば、柔らかいブーツは簡単に穴が開いてしまう可能性があります。

サーフブーツに穴が開かないようにするには?

サーフブーツ上からサンダルを履く

サーフブーツに穴が開く主な原因は、「摩耗」と「鋭利なものを踏むこと」でしたよね。

それぞれに対して対処法を考えてみましょう。

摩耗に対しての対処法

現時点では完全に摩耗を防ぐ方法は見つかっていません。

ただし、試してみる価値のある方法として以下が挙げられます。

保護テープの使用

事前に「コニシテープ」などの保護テープをブーツの摩耗しやすい部分に貼ることで、本体のすり減りを防げる可能性があります。

靴修理用接着剤の塗布

「セメダインシューズドクター」や「シューグー」といった靴修理用の接着剤を塗布しておくことで、ブーツの耐久性を高められるかもしれません。

塗布後はグリップ力や滑り止めの効果が変わらないか確認することが大切です。

鋭利なものを踏むことに対しての対処法

鋭利なものによるダメージを防ぐには、以下の2つのアプローチがあります。

鋭利なものを踏まないようにする

ゲレンデの状況を事前に確認し、危険な場所を避けることはリスクを減らす手段の一つです。

ただし、完全に鋭利なものを避けるのは難しい場合が多いです。

特に目に見えない石や貝殻が潜んでいたり、水中では確認が難しかったりするため、これだけで万全とは言えません。

踏んでもダメージを受けにくい工夫をする

リスクをさらに軽減するためには、鋭利なものを踏んでもブーツが守られる対策が重要です。

その方法として、サーフブーツの上からサイズの大きいクロックスやサンダルを履くことが挙げられます。

この方法はすでに実践しているウインドサーファーも多く、シンプルで効果的な保護手段として知られています。

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